カテゴリ: 汽車・電車

ETR500

1995年から営業運開始した動力集中方式(機関車+客車)高速鉄道車両。
編成の両端に機関車を配置しており、1等車 4両食堂車2等車 6両が組み込まれています。
ユーロスター・イタリアの名で運行されていましたが、2008年から内外装の更新が行われ、赤とシルバー・グレーの鮮やかな塗色となり、特にユーロスター・イタリア アルタ・ヴェロチタ(AV)と名づけられています。

<ローマ・テルミニ駅>

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列車の愛称は、FRECCIAROSSA (赤い矢)です。
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<フィレンツェ・サンタ・マリア・ノヴェッラ駅>

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ETR600

2008年から運行開始された電車(分散動力)方式振り子式高速鉄道車両。
M(動力車)MT(非動力車)TTMM7両編成です。

<ローマ・テルミニ駅>

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FRECCIARGENTO(銀の矢)という愛称が付けられています。


Aln501

2004年運行を開始した、地域内/首都圏用3両連接編成気動車

<ローマ・テルミニ駅>

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ナフサを燃料としています。
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同じ形式の電車(Ale501)も作られています。
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E402B

1998年に、E402Aの後継機として投入された高速客車兼用電気機関車

<ローマ・テルミニ駅>

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2000年までの間に、80台が製造され、現在も活躍している。
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E464

1996年に近郊用列車の牽引を目的として投入された電気機関車

<ローマ・テルミニ駅>

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2012年までの間に計638台が建造される計画であり、
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現在、481台が運用されています。
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この機関車は、イタリアで初めて自動連結装置を装備した機関車だそうです。
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客車

<ローマ・テルミニ駅>

フィレンツェ行きインターシティ(IC)(イタリア国内の都市間を結ぶ特急列車
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1等車
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牽引はE402B電気機関車<402-113号機>です。

インターシティのロゴが見えます。
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2等車
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パリ行きユーロ・ナイト(EN)(ヨーロッパの都市間を結ぶ国際夜行列車
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夜汽車(TRENO NOTTE)
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こちらも牽引は、E402B電気機関車<402-177号機>です。
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寝台(CUCCETTE)
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寝台の絵だけが描いてあります。
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ナポリ行き普通列車(REG)
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運転台付き客車先頭を走ります。
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E464電気機関車<464-469号機>が後ろから押して行きます。
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行止り終着駅型の駅(ローマもフィレンツェも)の経由には便利に出来ています。

<フィレンツェ・サンタ・マリア・ノッヴェッラ駅>

E464牽引の二階建て客車ヴィヴァルト(Vivalto)
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ミヌエット(Minuetto)と並んで、近距離旅客輸送増強の主役です。
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8月19日から25日まで、気の合った仲間19人(2×6+7)でツアーを組み、アラスカに行ってきました。
旅行記は、凜のママのHP(←クリック)をご覧下さい


2009年8月20日 <旅行2日目>


今回の旅行の目玉の一つが、アラスカ鉄道の旅です。

旅の2日目、アンカレッジ(アラスカ湾沿岸のスワード基点のマイル・ポスト:114.3マイル)からデナリ公園347.9マイル)まで、豪華列車で約7時間半の旅程を楽しみます。

平均時速は、31マイル = 50km とゆったりしたものです。沿線の景色を楽しみながら走る為で、途中、マッキンリー山が見えたりすると、さらに速度を緩めて走ったりするのです。

7:40 列車が入線してきます。
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黄色の塗り分けが鮮やかな、魅力溢れる車両です。
特に、古典的な展望室付き客車は、惚れ惚れする美しさです。
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これが私たちの乗るマッキンリー・エクスプローラーです。
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アラスカ鉄道の車両ではなく、観光会社(クルージング会社)保有の車両です。
今日の編成には、Holland America Line社有が5両、Princess Cruises社有が3両連結されて
います。
いずれもフル2階建て車両で、上が展望車、下が食堂車になっています。

展望車内部。 
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沿線の説明をしてくれるガイドと飲み物の注文をとるバーテンダーが乗り組んでいます。
コーヒーは US$2.5- でした。

8:25定刻より10分遅れで出発。
重連の大型6軸ディーゼル機関車に牽引されて、一路デナリ国立公園を目指します。
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今日の編成
・機関車 4325 + 4326 
・荷物車     102 (乗客の旅行鞄はアンカレッジ駅で預け、
               目的地のホテルで受け取ります。)
・2階建て展望車  652 (展望デッキ付き)
・2階建て展望車  654 (展望デッキ付き)
・2階建て展望車  XXX (展望デッキ無し)
・普通客車     206
・展望室付き客車 522
・展望室付き客車 500
  (以上 客車7両:アラスカ鉄道保有車)
・2階建て展望車 Holland America Line 保有車
・2階建て展望車 Holland America Line 保有車 
・2階建て展望車 Holland America Line 保有車
・2階建て展望車 Holland America Line 保有車 
・2階建て展望車 Holland America Line 保有車
・2階建て展望車 Princess Coruises   保有車 
・2階建て展望車 Princess Coruises   保有車
・2階建て展望車 Princess Coruises   保有車 

以上15両編成で、客車は全て27m級の大型車両。

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私たちの乗った2階建て展望車の1階は食堂車です。
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昼食はトナカイのシチュウ
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水量豊富な川に沿って、曲がりくねった線路を、ゆったりと進みます。
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帽子の良く似合う車掌さん、ネクタイもアラスカ鉄道のロゴ入りです。
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ハリケーン峡谷を渡ります。(279.0マイル
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橋の長さ:280m
橋の高さ: 90m
アラスカ鉄道建設の中で、最も難工事だった所です。


アンカレッジとフェアバンクスのほぼ中間点、ブロード・パス(304.3マイル)で、上り列車・下り列車の交換です。
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乗客の乗降はありませんが
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学生アルバイトの乗務員が入れ替わり、それぞれの町へ帰ります。
日帰り勤務を可能にする仕組みです。

信号や踏切警報機などの設備の電力は、太陽光発電で賄われています。
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ユーコン川を経てベーリング海に注ぐネナナ川と並行して・・・。
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デナリ公園まであと12マイル

15:50定刻5分遅れでデナリ公園に到着。
ホテルに向かうバスが出るまでの間、写真機片手に、駅構内を駆け回ります。

重連のディーゼル機関車。
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荷物車とフル2階建て展望車。
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アラスカ鉄道保有の優雅な客車たち。
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私たちの乗ったHolland Amerika Line 保有のフル2階建て展望車。
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展望室付き客車の台車。 
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重量感があります。

普通客車。
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途中、側線に留め置かれた除雪車
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側線に退避中の保線資材列車。
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自動車に台車を履かせた保線作業車。
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アラスカ鉄道の旅を満喫した7時間半でした。
昼食時間以外の殆ど座席に戻らず、デッキで写真を撮っていました!?
(後で凜のママから、散々いやみを言われました。)



2009年8月23日 <旅行5日目>

アンカレッジから氷河クルージングの出発地ウィッティアへは、バスで向いますが、スワード・ハイウェイに平行してアラスカ鉄道のスワード線が走っています。

私が、鉄道の写真を好んで撮っているのをよく知っているガイド嬢が、突然
「凛のパパ!汽車が来ますよ!」と叫びました。

この時刻にアンカレッジ方面行きの列車が無いと思い込んでいた私は、泡を食って写真機を構える暇が無く、みすみす撮り逃してしまいました。。
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この写真は、いつも凛の写真を撮る為に「クイック・スタート」ボタンの付いた写真機を使っている凛のママが、機転を利かして撮ってくれたものです。(「内助の功」)
時刻表を見ても、この時間に走っている列車は無いので、回送列車なのかもしれません。

ウィッティアに通じる唯一の陸路は、第2次世界大戦中に完成した、長さ約kmの
アントン・アンダーソン記念トンネルです。
2000年からは、北米大陸最長鉄道・道路兼用トンネルとして使用されています。
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一車線なので、15分交代で列車、大型自動車、普通自動車の順で、相互一歩通行で通過し
ます。

先ず始めに、
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スペンサー氷河探訪専用車として今年投入されたDMU(総2階建ディーゼル車)751 が
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トンネルに消えて行きます。
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DMU概要
長さ:27m
高さ:6.1m
重量:102㌧
速度:177km(最高)
    97km(営業運転)
機関:600hp ディーゼルエンジン × 2基
牽引:客車2両を牽引可能
座席:20(1階)
    90(2階)
その他:1階に完全装備の調理場設置

2009年8月11日(火)

先週末、NHK文化センター鉄道模型レイアウト(子供も可)という講習を受けてきました。

2年ほど前、踏切のある風景(←クリック)というミニレイアウトの講習会に行って以来、手付かずになっていた、本格的なレイアウト造りを、いよいよ始めようか、という気になってきたからです。

今回は、25cm四方の基板に、山や川、建物を配置する技術的には相当本格的な物で、朝10時から午後3時まで掛けて製作しました。

講師は、NHKの趣味悠々でも有名な模型作家 諸星 昭弘 先生です。
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受講生は、小学生2人、親子連れ4組、孫のためにレイアウトを造る決心をした老婦人、それと私の
8人/組です。

これらが材料です。
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断熱材で山を作り、川や道路、建物と樹木などの配置を決めていきます。
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午後3時、ついに完成しました。
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8人の作品を周回線路に組み立て、
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持ち寄った列車の運転を楽しみました。
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C50142に曳かれるオハニ3055
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キハ2037
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さて、我が家のレイアウトが完成するのは何時の事か・・・。

2009年6月12日(金)

奥高尾からの帰り道、蛇滝口バス停でのバスの時間待ちの間に、近くの新井踏切に行ってみました。


住宅の間の細い道を登っていくと
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自動遮断機付の無人踏切が見えてきます。
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新井踏切と表示されています。
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中央線55K403M 巾員1.8M
確かに高尾(53.1km)相模湖(62.6km)との間にあります。

警報機が鳴り始め、矢印から下り電車だと判ります。
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高尾発小淵沢行 537M普通列車です。

この踏切は、上下線の間に15m程の間隔が開いており、鉄道設備などが置かれています。
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上り線側の警報機の向うは、狭い畑と中央高速道の橋脚、その下を抜けて八王子城山へ向かうハイキング道があるだけです。


上下線の間へ入ったところで、上りの警報が鳴り始めました。
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松本発新宿行 60M特急列車<あずさ10号>です。

踏切の中に人が入っている訳で、列車は警笛を鳴らしながら通過していきます。
(運転士さん「ご免なさい。」


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バスの時間を気にしながらも、のんびりと坂道を引き返しました。

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