2014年11月27日(木)
今日は、ローマ時代からの古い歴史を誇り、ローマの植民地(コロニア)が街の名前の由来となっているケルン(Kőln)を観光します
ドイツ最後の訪問地です
ドイツ最後の訪問地です
7時過ぎ、アクアビット・テラスで朝食をとります
8時前ローデンキルヒャー橋(Rodenkirchener Brucke)を過ぎると
いよいよケルン(Kőln)到着です
いよいよケルン(Kőln)到着です
変わった形の建物が見えてきました
岸壁に張り出したクレーンを象ったのでしょうか
3棟並んでいます
最後の一棟は、住宅のようです ベランダに立ってみたい気もします
岸壁に張り出したクレーンを象ったのでしょうか
3棟並んでいます
最後の一棟は、住宅のようです ベランダに立ってみたい気もします
遠くに大聖堂(Dom)の尖塔が見えます
旧港務局(Das historische Hafenamt 1889)
チョコレート博物館(Schokoladenmuseum)の横で港の守護神が出迎えてくれます
マルコフ塔(Malakoffturm 1848)
路面電車が走り、
大聖堂の尖塔と大聖マルティン教会を望む
ドイツァー橋(Deutzer Brűcke)の袂に
8時半に係留されます
大聖堂の尖塔と大聖マルティン教会を望む
ドイツァー橋(Deutzer Brűcke)の袂に
8時半に係留されます
9時半、市内観光に出掛けます
ライン川に沿った塔は、時計塔でしょうか
それにしては、数字がおかしい!!
実はこれは水位計(Pegel)です
現在2.9m を指しています
(短針:2と3の間、長針:ほぼ 9)
それにしては、数字がおかしい!!
実はこれは水位計(Pegel)です
現在2.9m を指しています
(短針:2と3の間、長針:ほぼ 9)
大聖マルティン教会(Groß St. Martin)の立派な塔の横の通り
町並みの向こうに大聖堂の尖塔を見ながら、川縁を歩いて
ホーエンツォレルン橋(Hohenzollernbrűcke)の
袂の公園に入って行きます
町並みの向こうに大聖堂の尖塔を見ながら、川縁を歩いて
ホーエンツォレルン橋(Hohenzollernbrűcke)の
袂の公園に入って行きます
大聖堂に向かって立つ皇帝ウィルヘルム二世(Kaiser Wilhelm II)の銅像
ここからは大聖堂の後姿を見ることができます
フィルハーモニーホール(Phikharmonie)は、美術館の地下にあります
南塔(左)の高さ:157.31 m
北塔(右)の高さ:157.38 m
建築面積:7,914 m²
手前がルートヴィッヒ美術館(Museum Ludwig)、フィルハーモニーホール(Phikharmonie)は、美術館の地下にあります
尖塔の突端部分
先の緑色に見える部分のレプリカが、大聖堂の正面広場に置いてあります
先の緑色に見える部分のレプリカが、大聖堂の正面広場に置いてあります
大聖堂の隣にあるローマ・ゲルマン博物館(Rőmisch-Germanisches Museum)の展示物を窓越しに見学します
床に施された精細なモザイク
棚に並べられた遺構のレリーフ
大聖堂を正面から見上げます
全体の縦幅:144.58 m
全体の横幅: 86.25 m
1248年着工
1880年完成
全体の縦幅:144.58 m
全体の横幅: 86.25 m
1248年着工
1880年完成
圧倒されます
左にケルン中央駅(Kőln Hauptbahnhof)が見えています
聖人のレリーフで飾られた正面入り口から、中へ入ります
伽藍の高さは43.5mあります
バイエルン王ルートヴィッヒ一世(Ludwig I)が奉納してと伝えられるステンド・グラス バイエルン窓(Bayernfenster)
羊飼いの王たちと礼拝(Anbetungsfenster, 1846)
十字架から降ろされるキリスト(Beweinungsfenster, 1847)
聖霊降臨Pfingstfenster, 1848)
祭壇の奥に、
東方三博士の聖棺(Dreikönigenschrein)が
祀られています
東方三博士の聖棺(Dreikönigenschrein)が
祀られています
ゲロの十字架(Gero-Kreuz 10世紀)
聖クララの祭壇(Klaren-Altar 1350/60年頃)『大祝日の始まり』(Hochfeiertagsöffnung)
聖アジロルフスの祭壇(Agilolphusaltar, 1520年頃)
どの窓も、鮮やかなステンド・グラスで飾られています
主祭壇の後面も見事です
吊パイプオルガン
大聖堂の前の広場から振り返って、その大きさを目に焼き付けます
バルラフ広場のハインツェルメンヒェンの泉(Brunnen Heinzelmännchen)
ケルン・ビールフュリュー(Frűh 1895年創業)の店
大聖堂横のロンカリ広場(Roncalliplatz)では、
クリスマス・マーケットが開かれています
クリスマス・マーケットが開かれています
ケルン・ビールジオン(Sion 1318年創業)の店
旧市庁舎の塔が見えてきます
小人たちの故郷(Heimat der Heinzel)と名付けられた
旧市街クリスマス・マーケット(Weihnnachatmarkt Kőlner Altstadt)は、
旧市場(Alter Markt)で開かれています
この街の小人達は、夜寝静まった頃、家や仕事場に出てきて、主婦や職人の仕事を片付けてくれるのだそうです
旧市街クリスマス・マーケット(Weihnnachatmarkt Kőlner Altstadt)は、
旧市場(Alter Markt)で開かれています
この街の小人達は、夜寝静まった頃、家や仕事場に出てきて、主婦や職人の仕事を片付けてくれるのだそうです
市庁舎の塔を背にして立つ、立志伝中の将軍ヤン・フォン・ヴェルト(Jan von Werth)の像
ケルン・ビールガッフェル(Gaffel 1302年創業)の店
路地を抜けると小さな広場に出ます
広場の片隅に、二人の男が話し込んでいます
テュネス(Tunnes 左の太っちょ)とシェール(Schäl 右のノッポ)はケルンの人形劇の登場人物で、ケルンの人たちは誰でも知っている人気者だそうです
日本のテレビ番組では紹介されていましたが、地元のガイドさんからは、何の説明もありません
テュネス(Tunnes 左の太っちょ)とシェール(Schäl 右のノッポ)はケルンの人形劇の登場人物で、ケルンの人たちは誰でも知っている人気者だそうです
日本のテレビ番組では紹介されていましたが、地元のガイドさんからは、何の説明もありません
広場に面して 大聖マルティン教会(Groß St Martin 4-11世紀)が建っています
威風堂々とした塔に比べると、質素な佇まいの正面です
ケルンの12の大きなロマネスク様式の教会(12 großen romanischen Kirchen Kőln)のひとつです
威風堂々とした塔に比べると、質素な佇まいの正面です
ケルンの12の大きなロマネスク様式の教会(12 großen romanischen Kirchen Kőln)のひとつです
元の川縁の道に出て、船に戻ります
昼食後は、夕食まで自由行動です
デッキでパター・ゴルフを楽しみ4
ホーエンツォレルン橋の袂で、路面電車の写真を撮りまくります
ホーエンツォレルン橋の袂で、路面電車の写真を撮りまくります
14時から、二人でクリスマス・マーケットとローマ時代の遺跡や教会を巡ります
皇帝ウィルヘルム三世(Kaiser Wilhelm III)の騎馬像の建つ
干し草市場(Heumarkt)のクリスマス・マーケット
干し草市場(Heumarkt)のクリスマス・マーケット
定番のアイススケート・リンクも、人ごみは今一つです
此処でも小人が活躍しています
小聖マルティン教会(Klein St. Martin)
カピトルの聖マリア教会(Kirche St. Maria im Kapitol 7-11世紀)
石造りの重厚な建物です
ケルンの12の大きなロマネスク様式の教会(12 großen romanischen Kirchen Kőln)のひとつです
石造りの重厚な建物です
ケルンの12の大きなロマネスク様式の教会(12 großen romanischen Kirchen Kőln)のひとつです
中庭を囲む回廊も
趣がります
趣がります
世界的大都市の家(Weltstadthaus 2005 by Renzo Piano)
イタリアの建築家の設計になる鯨が目を惹きます
イタリアの建築家の設計になる鯨が目を惹きます
聖ケチリエン教会(St. Cäcilien 11世紀)と
聖ペーター教会(St. Peter)は
隣り合って建っています
聖ケチリエン教会は、ケルンの12の大きなロマネスク様式の教会(12 großen romanischen Kirchen Kőln)のひとつです
聖ペーター教会(St. Peter)は
隣り合って建っています
聖ケチリエン教会は、ケルンの12の大きなロマネスク様式の教会(12 großen romanischen Kirchen Kőln)のひとつです
此処にもケルン・ビールを飲ませる店があります
アントニター教会(Antoniterkirche)
補修か増築でもしたのでしょうか、味もそっけもないファザードです
補修か増築でもしたのでしょうか、味もそっけもないファザードです
裏小路をいくつか抜けて、この街での目玉のひとつ 4711 の前に出ました
フランス語で『ケルンの水』(eau de Cologne)を意味するオーデコロンの元祖 (←クリック) (1792年創業)の店です
商標になっている4711は、1796年、ナポレオン軍の占領時にこの建物に付けられた識別番号です
フランス語で『ケルンの水』(eau de Cologne)を意味するオーデコロンの元祖 (←クリック) (1792年創業)の店です
商標になっている4711は、1796年、ナポレオン軍の占領時にこの建物に付けられた識別番号です
天井まで届く壁いっぱいに、オーデコロンの壜が並んでいます
本物のオーデコロンが出続けている蛇口があります
手を入れてみると、オーデコロンの香りがします
手を入れてみると、オーデコロンの香りがします
魅力的な建物を眺めながら
路地を抜け
新市場(Neumarkt)のクリスマス・マーケットに到着
路地を抜け
新市場(Neumarkt)のクリスマス・マーケットに到着
夕方になって、人出も多くなってきています
此処の小屋の飾りは至って簡素です
店先でお寿司を見付けました
通りの先にアポシュテルン教会(Basilika St. Aposteln 11世紀)
ケルンの12の大きなロマネスク様式の教会(12 großen romanischen Kirchen Kőln)のひとつです
ケルンの12の大きなロマネスク様式の教会(12 großen romanischen Kirchen Kőln)のひとつです
教会の横手に、銅像が見えます
ケルン出身で、西ドイツの初代連邦首相(1949-1963)を務めたコンラート・アデナウアー(Konrad Adenauer 1876-1967)です
次のクリスマス・マーケット会場を目指します
古びた石の門が見えてきました
ハーネン搭城(Hahnentorburg 13世紀)です
門を潜った先が、
クリスマス・マーケットの会場になっている
ルドルフ広場(Rudolfplatz)です
クリスマス・マーケットの会場になっている
ルドルフ広場(Rudolfplatz)です
芸術的な(?!!)壁を楽しみながら進むと
前方に、モザイクで飾られた塔が見えてきました
前方に、モザイクで飾られた塔が見えてきました
1世紀に、ローマの植民地の城の一部として建てられたローマ門(Römerturmです
聖ゲレオン教会(St. Gereon 4世紀)
ケルンの12の大きなロマネスク様式の教会(12 großen romanischen Kirchen Kőln)のひとつです
ケルンの12の大きなロマネスク様式の教会(12 großen romanischen Kirchen Kőln)のひとつです
次に、この街のもう一つの目玉、ローマ時代の街の城壁(Alte Stadtmauer)を訪ねます
日暮れ時になって、二人の他に誰もいません
ローマ時代にタイムスリップしています
城壁の裏に、橋の欄干がありました
京都通と書いてあります
京都通と書いてあります
京都広場(kyotoplatz)と表示されています
前の道は京都通り(Kyotostraße)です
1962’’’年に京都市と姉妹都市協定'''を結んでいるそうです
前の道は京都通り(Kyotostraße)です
1962’’’年に京都市と姉妹都市協定'''を結んでいるそうです
中央駅の近くに戻ってきました
聖アンドレアス教会(St. Andreas 10世紀)
ケルンの12の大きなロマネスク様式の教会(12 großen romanischen Kirchen Kőln)のひとつです
これで、12の内、半分を訪れたことになります
ケルンの12の大きなロマネスク様式の教会(12 großen romanischen Kirchen Kőln)のひとつです
これで、12の内、半分を訪れたことになります
聖母マリア被昇天教会(St. Mariä Himmelfahrt)
大聖堂の前を横切り
街を抜けて
賑わう干し草市場のクリスマス・マーケットを見納めて
船に戻ります
街を抜けて
賑わう干し草市場のクリスマス・マーケットを見納めて
船に戻ります
今晩は、船長主催の感謝祭夕食会です
正装した船長や主なスタッフから挨拶があります
恒例の七面鳥も振る舞われます
が、この七面鳥、料理方法が違うのか、アメリカの人には不評でした
私達は、違いもよく判らず、美味しく頂きました
が、この七面鳥、料理方法が違うのか、アメリカの人には不評でした
私達は、違いもよく判らず、美味しく頂きました
実はこの夕食会で、驚きの贈り物があったのです
今度の旅行で、とても親しくしてくれたテキサスの J さんが、船のスタッフに、『凜のパパとママは、今年結婚40周年で、その記念にこの川旅に参加したんだ』と伝えてくれていたのです。
食事の真っ最中に、花火が弾けるケーキが届けられ、食堂にいた全員に結婚記念が紹介されました
みんなからお祝いの言葉を掛けられ、握手攻めにあって、結局写真を撮る前に花火は消えてしまい、ケーキはカットされてしまいました
今度の旅行で、とても親しくしてくれたテキサスの J さんが、船のスタッフに、『凜のパパとママは、今年結婚40周年で、その記念にこの川旅に参加したんだ』と伝えてくれていたのです。
食事の真っ最中に、花火が弾けるケーキが届けられ、食堂にいた全員に結婚記念が紹介されました
みんなからお祝いの言葉を掛けられ、握手攻めにあって、結局写真を撮る前に花火は消えてしまい、ケーキはカットされてしまいました
夕食会の余韻を楽しんでいるうちに、ドイツ最後の夜は更けていきます
夜11時、Viking Lifは、最後の寄港地 キンデルダイク(Kinderdijk)に向けて出航します
コメント