2014年11月29日(土)

川船の旅の最終日です
15 日間お世話になったViking Lifともお別れです

私達は、朝8 時に下船するので、4 時起きです
船は、もうアムステルダム港に係留されています
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一番早いグループは、5:45 に下船するので、今朝は5 時から朝食を頂けます
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船内は、早くもクリスマスの飾り付けが終わっています


8 時、アムステルダム中央駅(Station Amsterdam Centraal)の裏の岸壁から、タクシーで、
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中央駅にほど近いホテルに向かいます
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ホテルに荷物を預けて、いよいよ2 日に亘る、アムステルダム観光の始まりです

先ずは、中央駅の前の運河から、
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運河巡りを楽しみます
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朝早くから、飛行機雲が、空一杯に広がっています
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観光船がやってきました
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9 時半に出発です
船内には、ひとつ前の乗り場から乗り込んだC国の人達が、10数人!!!
私達は、船尾に離れて着席します

レストラン船でしょうか
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中央駅の裏側を回り込んでいきます
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古めかしい建物とハウス・ボート
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跳ね橋も潜ります
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岸辺の建物の壁に、
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1657 とか1672 とか、街の古さを示す数字が並んでいます
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運河の曲がり角
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屋根すれすれに、低い橋を通り抜けます
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進入禁止です
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自転車の国
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クリスマス・セール
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低い橋を、路面電車が通過していきます
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往時の高級住宅街を通り抜けます
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今日は土曜日です
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運河で、フォアの練習を楽しんでいます

600 mの間に、7 つの橋が、一直線に並んでいます(とのことです!?)
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大きなブラウ橋(Blauwbrug)の手前で、右手の運河に入ると
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17 世紀に造られた木造のマヘレの跳ね橋(De Magere Brug)が見えます
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ウイレン橋(Uilenbrug)の向こうにモンテルバーン塔(Montelbaanstoren)が見えます
16 世紀初頭の見張塔です
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右奥には、船の形をした科学技術センター(NEMO 1997 by Renzo Piano)も見えます
あのケルンの鯨を設計したイタリアの建築家の作品です

少し回り道(周り運河)して
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跳ね橋の下を潜ります
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元の運河に戻り
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大きな可動橋を過ぎて
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広い船溜を進んでいきます
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巨大な科学技術センターを過ぎ
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鉄道を潜って、中央駅裏の広い水路に戻って行きます
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中央駅の裏の岸壁に
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先程下船したViking Lifが停泊しています
Viking Lifは、休む間もなく、ブダペストに向けて折り返していきます

オランダ映画博物館(Dutch Film Museum)
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1 時間の運河観光を終え、
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中央駅前に戻ってきました
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朝食が早かったので、お腹がすきました
駅のホームにある、人気のカフェで昼食をとることにします
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オランダ鉄道DD-IRM型電車
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全車2階建て(ダブルデッカー)の都市間用電車 最高速度は160km/h


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1889 年開業の風格が漂っています
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郵便ポストも、当時のものでしょうか
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2 番ホームにある1eKlas(一等)がお目当ての店です
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一等車乗客専用待合室だったことが、店の名前の由来です
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落ち着いた雰囲気のカフェ・レストラン・バーになっています
お昼には間があるので、貸切状態です
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スープパン
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名物料理だと聞いていた
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オムレツを頼みます
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オムレツにもトーストがついていました!

ゆったりとした気分で食事を終え、ホームに出てみると、ドイツ国鉄ICEが入線しています
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アムステルダムと、ドイツのケルン・フランクフルトを結んでいます

アムステルダム中央駅188910月に開業しました
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の塔には時計が、の塔には風向計が備えられています

駅前から路面電車で、アムステルダム国立美術館(Rijksmuseum)に向かいます
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到着です
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アムステルダム中央駅と非常によく似ています
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実は、この美術館を設計したP.J.H.カイペルス(P.J.H. Cuypers)が、中央駅の共同設計者なのです

長い列に並び、入場券を買って中に入ります
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相当の人混みですが、東京での特別展などに比べればかなり空いています
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先ずは、 2 階の夜警の間(Nacht Wacht)に向かいます

入口にある大ホール(Voorhal)の
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ステンド・グラスは見事なものです
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床にはモザイクタイルで、
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12 の星座が描かれています
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正面一番奥にお目当ての大作が掛けてあります
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レンブラント 「夜警」 (1642)
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(Militia Company of District II under the Command of Captain Frans Banninck Cocq, Known as the ‘Night Watch’Rembrandt Harmensz. van Rijn)

ハルスコッデ 「メアグレ団」 (1637)
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(Frans Hals, Pieter Codde Militia Company of District XI under the Command of Captain Reynier Reael, Known as ‘The Meagre Company’)

フリンク 「XVIII地区自警団」(1645)
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(Govert Flinck Company of Captain Albert Bas and Lieutenant Lucas Conyn)

マエス 「祈り続ける老女』(1656 頃)
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(Nicolaes Maes Old Woman Saying Grace, Known as ‘The Prayer without End’)

リーフェンス 「本のある静物」(1627 - 1628 頃)
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(Jan Lievens Still Life with Books)

ロイスダール 「ワイクバイ・ドゥールステーデ水路の風車」(1668 - 1670頃)
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(Jacob Izaaksz van Ruisdael The Windmill at Wijkbij Duurstede)

ホーホ 「配膳室の女と子供」(1656 - 1660 頃)
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(Pieter de Hooch Woman with a Child in a Pantry)

ホーホ 「母親の務め」(1658 - 1660 頃)
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(A Mother Delousing her Child’s Hair, Known as ‘A Mother’s Duty’)

ホーホ 「家の裏庭にいる人達」 (1663 - 1665 頃)
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(Figures in a Courtyard behind a House)
  
ホーホ 「玄関ホールで女に手紙を渡す男」(1670)
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(Man Handing a Letter to a Woman in the Entrance Hall of a House)

夜警の間の手前に位置する栄誉の間(Eregalery)には、フェルメール(Johannes Vermeer)の4 作品が展示されています
この4 作品は全て、日本に来たことがあります
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「牛乳を注ぐ女」(1660 頃)
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(The Milkmaid)
凜のパパ、ママ共に初対面

「手紙を読む女」(1663 頃)
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(Woman Reading a Letter)

「恋文」(1669 - 1670 頃)
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(The Love Letter)
凜のパパ、ママ共に初対面

「小路」(1658 頃)
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(View of Houses in Delft, Known as ‘The Little Street’)
凜のパパ初対面


18-19 世紀の作品が展示されている1階に移動します
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マリス 「アムステルダムの土産」(1871)
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(Matthijs Maris The Nieuwe Haarlemse Sluis on the Singel, Known as ‘Souvenir d’Amsterdam’)

ヴァイセンブルッフ 「ハーグの芸術家の家の地下室」(1888)
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(Johan Hendrik Weissenbruch Cellar of the Artist’s Home in The Hague)

ガブリエル 「7月に」(1889 頃)
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(Paul Joseph Constantin Gabriël A Windmill on a Polder Waterway, Known as ‘In the Month of July’)


ゴッホ(Vincent van Gogh)の作品が続きます

「自画像」(1887)
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(Selfportrait)

次の2作品(↓)は、ゴッホ美術館所蔵のものですが、なぜかこの日は此方にありました

「ゆりかごの傍の母」、レオニー ローズ デーヴィ・シャルブィの肖像(1887)
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(Motther by a Cradle,Portrait of Leonie Rose Davy-Charbuy)

「農家」(1890)
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(Farmhouse)

念願だった作品を堪能し、
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記念の絵葉書を買って
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美術館を後にします
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続いて、隣接するゴッホ美術館に向かいます
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ゴッホ美術館の前には、入場券を買う人の長~い列 !!!
会場整理係の女性が「インターネットで明日の朝の予約券を買えば、並ばないで入れますよ」と教えてくれたので、出直すことにします

路面電車で中央駅に戻る途中、市立劇場(Stadsschouwburg)の前の
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ライツェ広場(Leidseplein)で途中下車して
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クリスマス・マーケット
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楽しみます
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定番のスケート・リンクが賑わっています
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アムステルダムの道路事情には驚かされます

路面電車の直前を、スマートフォンを見ながら横断する若者達!!
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前を走るおじさん!!
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道路の狭いところでは、複線が単線幅になります
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人混みに遮られて(!!)停車した車(!!)に遮られて、路面電車が停車(!!)します
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4編成の路面電車団子状態です
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新教会(Nieuwe Kerk)の前を通り
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中央駅に戻ってきます
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駅から10 程の運河沿いに建っている涙の塔(Schreiersoren 1842)を訪ねます
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大航海に出掛ける男達を、塔の上から見送った女達が、を流した所です
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2 階には、海洋関係本や資料専門の店があります
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ヨットの絵柄のトランプを買いました

運河を眺めながら寛げるカフェもあります
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中央駅近くの運河
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中央駅正面に建つヴィクトリアホテル(☆☆☆☆ 1890年創業)を素通りして
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今晩の宿Avenue Hotelに戻ります
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ロビーはすっかりクリスマス気分です
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路面電車で、旅行最後の晩餐に出掛けます
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オランダ料理の店『ハーシェ・クラース』(Haesje Claes)を予約してあります
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古風な設えの雰囲気のある店です
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地元の白ワインジェニヴァー(genever オランダ・ジン)でオランダに乾杯!!
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エンドウ豆のスープ(Erwtensoep)
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スタムポット(Stamppot)
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マッシュポテトと野菜を使った、伝統的なオランダ料理です ソーセージや肉団子と一緒に盛られています

量が多いと聞いていたので、一人分を二人でシェアして頂きます

コクのあるオランダの家庭料理を堪能しました

裏通りに面した入口も趣があります
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クリスマス気分の盛り上がる
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街を歩いて見ます
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路面電車の停留所前の
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ホテルに戻ってきました
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盛り沢山のアムステルダムの一日目を十分に楽しみました

明日は、昼過ぎまでアムステルダム観光を続け、夕方の便で帰国の途につきます