2012年9月30日(日)

今日は、午前中ワルシャワ市内観光、午後は、ワルシャワから西へ54kmのジェラゾヴァ・ヴォラ(Zelazowa Wola)にあるショパンの生家を訪ねます。

このワルシャワの墓石は市内のどこを走っていても目に入ってきます。
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今日は、市内マラソンが開催されている為、市内のバスでの移動は、大きく迂回しながら進んでいきます

斜張橋を背景に、2本の列車が並走しているのが見えます
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2012年のサッカー欧州選手権の会場となったワルシャワ国立競技場
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ワルシャワの旧市街は、大型バスが入れないので、時間をかけて歩いて巡ります
旧市街のメイン・ストリート クラクフ郊外通り(Krakowskie Przedmiescie)の出発点は、ポーランド科学アカデミー(Polska Akademia Nauk)です
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広場の円形模様の中心に、地動説コペルニクス(ミコワイ・コペルニク Mikołaj Kopernik 1473 - 1543)の像が置かれています
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通りを北の王宮広場に向かって進み始めるとすぐ、左手に荘厳な教会が見えてきます
聖十字架教会(Kosciol Sw. Krzyza)です
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教会内に入り、堂内を進むと
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聖堂の左手前の、ショパンのレリーフと名前の記された柱が目に入ってきます
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この柱の下にショパンの心臓が埋められています

金色に輝く華やかな祭壇が白い壁に映えます
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聖十字架教会の向かい側には、重々しい門構えの
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ワルシャワ大学(Uniwersytet Warszawski)が見えます
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大学の左隣には、ショパンが日曜ミサでオルガンを弾いていたことがるというヴィジトキ教会(Kosciol Wizytek)が、魅力的な姿を見せています
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ヨーロッパでも有数の高級ホテル ル・ロイヤル・メリディアン・ブリストル(Le Royal Meridien Bristol)
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更に大統領官邸が続きます
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ポーランドの国民的詩人アダム・ミツキエヴィッチ(Adam Mickiewicza 1798 - 1855)の像(だそう)です
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道路を隔てた三叉路の角に、ショパンも通ったというカフェテリメナ(Kawiarnia TELIMENA)があります
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名物メニューはウォッカ・コーヒーです

カフェを出て、魅力的な街並を楽しみながら、通りをさらに進みます
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通りの右前方に、堂々たる教会が見えてきます
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聖アンナ教会(Kosciol Sw. Anny)です
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教会を過ぎると、道は、広々とした王宮広場(pl. Zakowy)に繋がっています
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左手には、首都をクルクフからワルシャワに遷したジグムントⅢ世(Kolumna Zygmunta Ⅲ 1566-1632)の碑が立っています

正面奥には、ワルシャワで一番古い教会、聖ヤン教会(Bazylika Archikatedralna Sw. Jana Chrzciciela)の大屋根も見えています

右手が旧王宮です
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16世紀に建てられたもので、第二次世界大戦で破壊されましたが、1988年に復元され、今は博物館として使われています。
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旧王宮の前の道を進むと
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聖ヤン大聖堂の前を過ぎて
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更に進むと、急に開けた広場に出ます
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旧市街市場広場(Rynek Starego Miasta)です

広場の真ん中に、剣と盾を持った人魚の像が、人目を引きます
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広場を取り囲む建物も、それぞれに趣があります

広場の奥の細道を進むと、15世紀から16世紀の砦バルバカン(Barbakan)に突き当たります
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赤レンガが光っていますが、これも1954年に復元されたものです


昼食は、王宮広場に面したザピエチェク(ZAPIECEK)で、ポーランド風餃子(Pierogi)を食べます
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壁一杯に、Pierogiに関連した絵や写真が拡げられています
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先ずは、ヌードル入り鶏スープ
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そしてお待ちかねの ピエロギ(Pierogi)
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皮は少し厚くて硬めで、チーズと肉が詰まっていますがすが、見た目には水餃子そのものです

デザートは 林檎ケーキです
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裏通りの教会の前からバスに乗り込み
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街を横切って、ショパンの生家のある村 ジェラゾヴァ・ヴォラ(Zelazowa Wola)を目指します
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見事に黄葉した街道を約50km、小一時間のドライブです
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街道を逸れて、長閑な田舎道に入ると、目的地はもう直ぐです
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紅葉した蔦が絡まる生家の門
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林の中の小道を進むと
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すっかり黄葉した木々の向こうに
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白壁の建物が見えてきます

建物の横のテラスに面した部屋では、ショパンのピアノ曲が演奏(←クリック) されており、
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訪問者は皆、思い思いの場所で耳を傾けています

演奏が終わった後、家の中を見学します
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ショパンの肖像画が掛けられ
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ショパンが使ったピアノが展示されています
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先程の演奏には、このピアノを使っていたのです

建物の周りは、
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遊歩道が備えられた庭園が拡がっており
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往時の雰囲気を偲ぶことができます
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裏庭には、ショパンの像も置かれており
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観光客に記念撮影の絶好の背景を提供しています


夕食のレストランに向かう途中、ワルシャワ蜂起記念碑(Pomnik Powstania Warszawskiego 1944r.)を訪れます
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照明に浮かび上がる教会の前を進んでいくと
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キューリー夫人博物館(Museum Marii Skolodowskiej Curie)の前に出ます
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この2階がキューリー夫人の生家で、昼間は博物館として公開されているそうです。

夕食は、昼間訪れたバルバカン(砦)のすぐ近くのレストランリチェルスカ(RYCERSKA)で頂きます
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メニューは、ポーランド風ロール・キャベツ(Golapki)でしたが、味わうのに夢中で、写真を忘れました。


食後、月を愛でながら街を散歩してからバスにのり
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ホテルに戻ります
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