2011年6月2日(木)
今日は、今回の旅行の眼目、蒸気機関車牽引の2つの保存鉄道を訪ねます。
アムシュテッテン-ゲルシュテッテン地方鉄道(Lokalbahn Amstetten-Gerstetten)(←クリック) と
アルプ-ベーンレ狭軌鉄道(Alb-Bähnle (Schmalspurbahn))(←クリック)です。
アムシュテッテン-ゲルシュテッテン地方鉄道(Lokalbahn Amstetten-Gerstetten)(←クリック) と
アルプ-ベーンレ狭軌鉄道(Alb-Bähnle (Schmalspurbahn))(←クリック)です。
どちらもアムシュテッテン駅が起点です。
朝早く起きて、ウルム中央駅へアムシュテッテンまでの切符を自動販売機で買いに出掛けます。
近距離切符は、当日、自動販売機でしか買うことが出来ないので、昨日、案内所のお姉さんに
買い方を習っておいたのです。
(写真は、無人駅アムシュテッテン駅のもの)
近距離切符は、当日、自動販売機でしか買うことが出来ないので、昨日、案内所のお姉さんに
買い方を習っておいたのです。
(写真は、無人駅アムシュテッテン駅のもの)
駅の売店で、サラミのサンドウィッチとコーヒーを買い、ホテルの部屋で、昨晩勝っておいたヨーグルトも併せて朝食です。
とても美味しいサラミソーセージでした。
とても美味しいサラミソーセージでした。
パリ東駅行きのTGVやベルリン東駅行きのICEが出て行った後、8:10発シュツットガルト中央駅行き地域急行(RE19208)列車が入線してきます。
全車2階建て客車の編成で、機関車の反対側には、運転室が付いています。
行止り型駅での折り返しに対応した工夫です。
全車2階建て客車の編成で、機関車の反対側には、運転室が付いています。
行止り型駅での折り返しに対応した工夫です。
デッキ部分
展望の開けた2階席です。
JRのMAXと同じ感じです。
展望の開けた2階席です。
JRのMAXと同じ感じです。
出発して16分、2つの保存鉄道の出発点アムシュテッテン駅に到着。
駅の前にも、殆ど何も無い田舎の駅です。
駅の前にも、殆ど何も無い田舎の駅です。
街中で見つけた1905年と書かれたマンホールの蓋。
先ずはアムシュテッテン-ゲルシュテッテン地方鉄道 (Lokalbahn Amstetten-Gerstetten)です。
全長20kmあります。
全長20kmあります。
発車まで、大分時間があるので、勝手に留置線に入り込み、客さhの編成を眺めます。
どの車両も、趣があって、いつまで見ていても見飽きません。
どの車両も、趣があって、いつまで見ていても見飽きません。
ゲルシュテッテンからの一番列車が入線してきました。
蒸気機関車の回送を兼ねているのでしょうか、磨き上げられた気品のある気動車を牽いています。
蒸気機関車の回送を兼ねているのでしょうか、磨き上げられた気品のある気動車を牽いています。
折り返しゲルシュテッテンに向かう蒸気機関車 75 1118が、先ほどの客車を牽いて、入線してきます。
正面の花の飾りと手書の90は、1921年製機関車の90歳を祝っているのです。
正面の花の飾りと手書の90は、1921年製機関車の90歳を祝っているのです。
最後尾の車両にの後半分は、自転車用荷物室です。
前半分は客車です。
他の車両もそれぞれに、
個性溢れる内装となっています。
個性溢れる内装となっています。
蒸気と煙を吐いて、いまや遅しと出発に時を待ちます。
森を抜け、
小さな駅に停車しながら、
終着駅を目指します。
小さな駅に停車しながら、
終着駅を目指します。
カタンコトンという調子のよい音を聴きながら、車内販売の地ビール(Gold Ochsen)(金色の牛)を頂きます。
朝から汽車の中で飲むビールは最高!
朝から汽車の中で飲むビールは最高!
沿線に林立する風力発電の風車。
終着駅ゲルシュテッテンはもうすぐです。
出発してから45分、
大きな司令塔と機関庫が見えてきて、終着駅に到着です。
大きな司令塔と機関庫が見えてきて、終着駅に到着です。
ここには転車台が無いので、帰りは逆行です。
『俺様は、90年このかた湯気を立ててる(蒸気で走ってる)んだ。』
とえばっています。
とえばっています。
元来た線を、引き返していきます。
踏切には、列車を見送る子供達が一杯、手を振っています。
アムシュテッテン駅直前の上り坂を、軽々と登る逆行の78 1118。
今日3回目のゲルシュテッテン行き、疲れも見せず、力強く客車を牽いていきます。
18:10に戻って来て、18:50、朝の気動車を牽いて、ゲルシュテッテンの塒に戻ります。
18:10に戻って来て、18:50、朝の気動車を牽いて、ゲルシュテッテンの塒に戻ります。
目次(←クリック) に戻る。
コメント