2011年6月7日

7:32 ミュンヘン中央駅発 地域列車(RB59507)で、ドイツ最高峰 ツークシュピッツェ(2962m)の街
ガルミッシュ・パルテンキルヒェンに向かいます。
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今朝は、売店で、これまたソーセージ料理の定番カリー・ヴルスト(←クリック)もどきを買いました。
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本来は、焼いたままのソーセージケチャップとカレー粉をまぶしただけのものですが、駅の売店のものは、立ち食いしやすいように、ソーセージが小さく切ってあります。
まぶしたカレー粉の味と香りが口の中に広がって、私好みの味です。

山小屋風の家並の向うに聳える峰々が見えてきました。
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8:59 定刻にガルミッシュ・パルテンキルヒェン駅に到着です。
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ここから登山電車(ZugspitzBahn)に乗り換えて山に向かうのです。

案内所で、日本からインターネットで予約しておいた周遊券を受け取り、ホームに出ます。
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案内板の右の端の赤い実線で書かれた、山頂へ直行するケーブルカーを利用します。
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下車駅は、山の湖の駅アイプゼー(アイプ湖)駅です。
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ここからは、手前の山並に隠れていて、未だ山頂は見えません
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登山電車が入線して来ます。
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象牙色のバイエルン色です。
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9:50 いよいよ発車です。
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10分程走った所で、山頂が顔を出しました。
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途中、グライナウ駅で、ホームの反対側の電車に乗り換えます。
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ここからは、軌条の真ん中にある、ギアの付いた軌条に電車の歯車を噛み合わせて急坂を登るラック式鉄道になります。
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次のアイプゼー駅で降ります。
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尻切れ蜻蛉の日本語の案内に従って、ロープウェイのりばに向かいます。
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遥か彼方の山頂に繋がるロープが見えますか?
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海抜998mから2962mの山頂まで、一気に登ります。
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ロープウェイの中からは、ぐんぐんと近付いてくる山頂がずっと見えています。
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振り返ると、出発点のアイプ湖が、見る見る遠ざかっていきます。
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もう直ぐ山頂展望台に到着です。
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十字架ある所がツークシュピッツェの山頂です。
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間には、雪の残っている険しい隘路があって、渡って行くには相当の勇気が必要です。

展望台からの絶景です。
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遠くで雪を頂いた山々は、インスブルック辺りからサンモリッツ辺りに掛けてのオーストリー・アルプススイス・アルプスの山々のようです。
(画像右下隅の+印をクリックすると画像が拡大します。)


空中展望台
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直ぐ目の前の頂にも、雪が沢山残っています。
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トンネルのような建物の入口に「ようこそチロルへ」(チロルへ来られたことを心から歓迎)と書かれています。
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通路の向こう側はオーストリーです。
勿論往復してきます。

遠くの一際高い頂はスイス-イタリア国境オルトラー山(3905m)でしょうか。
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ここにはミュンヘンの家という名のビヤレストランがあります。
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この看板には海抜2964mと書いてありますが、現在の公式数値は2962mです。

早速、ビールで乾杯!
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このグラスにはツークシュピッツェ 2964mと言う文字と山頂の寸描が入っています。
持ち出しの保証金が3ユーロだったので、女将さんにZ買えるのか聞いたら、新しいものを新聞紙で包んでくれました。

ここにはまた、郵便ポストがあって、売店で絵葉書と切手を買って、
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投函すると日本へも届くと言うので、
早速凜(のママ)宛に出すことにします。

帰りは、来た時とは別の経路で帰ります。
先ずは、短いロープウェイ
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ツークシュピッツェ・プラットまで下ります。
ここが、先程の登山電車の終点です。

発車まで時間があるので、近くの教会を訪れてみます。
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1965515日に、ここで起きた雪崩の犠牲になった方々の為の教会だそうです。
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こんな所にもマイ・バウムが立っています。
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ここから登山電車で下りますが、アイプゼー駅までの2/3は、岩盤をくりぬいたトンネルです。
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ラック式によってこんな急勾配を下りることが出来るのです。
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写真機は水平です。

アイプゼーを過ぎて、
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車両基地のある
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グライナウ駅で、
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乗り換えです。

始発駅に戻ってきました。
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好天に恵まれ、ドイツ最高峰からの絶景を心行くまで堪能しました。



予定では、家々の壁に絵の描かれたパルテンキルヒェンの街並みをゆっくりと見物して帰ることにしていましたが、疲れもたまってきたので、早めにミュンヘンに帰ることにします。

予定より時間早い地域列車(RB59530)に
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乗ります。
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旅行最後の晩餐は、凜のお兄さん行きつけの
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聖霊教会近くのマルクト・ヴィルトで頂きます。
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なかなか雰囲気のよい店内ですが、
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今日は、中庭の席にします。

ビールは、創業1328年でミュンヘンで一番古い醸造所の地ビール(Augustiner)です。
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美味しい料理もたらふく食べて、
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最後の夜は、更けていきます。