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8月19日から25日まで、気の合った仲間19人(2×6+7)でツアーを組み、アラスカに行ってきました。
旅行記は、凜のママのHP(←クリック)をご覧下さい。


2009年8月20日 <旅行2日目>

アンカレッジからデナリ国立公園に向かうアラスカ鉄道の車窓から大自然の展望を堪能します。

アンカレッジ駅
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アラスカ鉄道本社
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駅構内のはずれでアラスカ鉄道本社ビルが、趣のある佇まいで列車を見送ってくれます。

アンカレッジを出発して10数分、マッキンリー山が姿を見せます。
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最初の停車駅ワシラ
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アンカレッジから70km、1時間20分。
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駅の横には、ワシラ湖の穏やかな水面が望めます。

線路際にはタイガ(唐檜)の林が続きます。
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マッキンリー山に連なるフォーレイカ山も木々の間から顔を見せています。
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アンカレッジから115km、1時間50分。

サシトゥナ川の向うにマッキンリー山がその全身を見せてくれます。
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ガイド・ブックには「北米大陸の最高峰を覆う天候が晴れて見通せるのは、夏のこの時期には20%程度である」と書いてあります。
その20%に当たりました。
アンカレッジから177km、2時間40分。


2つ目の停車駅タルキートナに着きます。
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ここは、マッキンリー山の登山者が、小型飛行機で山に向かう拠点の町です。
かの植村直己さんも、ここから帰らぬ旅に出発しました。
アンカレッジから181km、2時間50分。


サシトゥナ川越しに、マッキンリー山の全身を望むもう一つの地点を通過。
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食堂車で、トナカイのシチュウを味わいながら、この絶景を楽しみます。
アンカレッジから191km、3時間15分。

線路沿いのシダがきれいに色付いています。
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白樺の木も、少し色付き始めています。
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アラスカの秋は、9月前半の2週間。この間に紅葉し、後半には長い冬が始まリます。

線路際のファイア・ウィード(ヤナギラン)
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花は盛りを過ぎていて、綿毛が当たり一面飛び交っています。
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線路際のヤロー(ノコギリソウ)
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沿線には湖沼が点在していて、美しい景観を次々に見せています。
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アラスカには300万もの湖沼があるそうです。(!?)

サミット湖
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標高720mにあるこの湖は大陸分水嶺になっています。
向かって右(南)に流れ出す川は、クック入江を通って太平洋に達します。
左(北)に流れ出すネナナ川は、ユーコン川に合流しベーリング海に達します。

濁った川澄んだ川
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沿線を流れる川には、白濁した大きい川と青く澄んだ小さな川があります。
白濁した川は、氷河から流れ込む川で、氷河の氷が削り取った岩石の粉を含んでいるのです。
澄んだ川は、雪解け水や湧き水の川とのことです。

ネナナ川と平行して暫く走ると、やがてデナリ公園駅に到着します。
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沿線に拡がるアラスカの大自然を満喫する7時間半の鉄道の旅の終わりです。

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