2012年11月

2012年10月1日(月)

今日は、列車でプラハ(Praha)に向かいます

8:30 ホテルから目と鼻の先のワルシャワ中央駅(Warszawa Centralna)まで歩きます
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地下ホームで、ワルシャワ東駅(Warszawa Wschodnia)始発の列車を待ちます
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9:15発 EC110列車、プラハ本駅(Praha-hlavni nadrazi)行きです
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到着予定17:508時間35分の長旅です
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車掌さんが検札に回ってきます
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24人分の乗車券(上)と座席指定券(下)
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検札が終ったところで、早速、持参の缶ビールで乾杯!
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実は、ポーランドでは、列車の中も含め、公共の場所での飲酒は、法律上禁止されています
事前にいろいろ調べたところ、「余り騒がなければ、まずお咎めなし」ということだったのです
現に、写真に写っているビールは、社内販売が売りに来たものです!?!?

11:45 Sosnowiec Glownyという駅に着くと
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構内に、動輪が5軸の立派な蒸気機関車が展示してあります
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車窓の田園風景を
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楽しんでいるうちに
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列車は大きな街に入ってきます
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聖マリア教会の尖塔も見えてきます
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12:00丁度、カトヴィツェ(Katowice)に到着です
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カトヴィツェは人口約30万人、炭鉱製鐵所の街です

街を離れると、
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長閑な田園風景が続きます
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13:20 ポーランド側の国境の駅ジェブジドヴィツェ(Zebrzydowice)に到着です
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13:30 この辺りが国境のはずですが、標識らしきものは見当たりません
しかし写真の右端の建物が、
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Google Earth国境(黄色い線)沿いの航空写真に見える建物のような気もします
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13:40 チェコ側の国境の駅ボフミーン(Bohumin)に着きます
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人口約23、000人の街ですが、鉄道交通の要衝です
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ここで列車は、約25分間停車、
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機関車も乗務員もチェコ側に引継がれます
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ホテルで用意してくれたお弁当
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この列車には食堂車も連結されているのですが、
添乗員・通訳が同行していない24人の団体客は、安全を期してお弁当にしました

ボフミーンを出て10分足らずで、チェコ第三の都市オストラヴァ本駅に停車
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人口32万人の工業都市です

操車場には、趣のある電気機関車が佇んでいます
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オストラヴァの中心部から3km足らずの所の線路沿いに、原子力発電所が建っています
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更に田園地帯を駆け抜け
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16:40 産業都市パルドゥビツェ(Pardubice)に到着
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プラハまで100km、約1時間の道のりです

17:40 定刻より10分早くプラハ本駅(Praha-hlavni nadrazi)到着です
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手配してあったポーターが来ておらず、大きな旅行鞄を自分たちで降ろします
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賑やかな構内を抜け
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重厚な造りの駅の前から、迎えのバスで、ホテルに向かいます
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遠くにプラハ城を望みながら、路面電車と並走して
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百塔の街を抜けていきます
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街はずれ、プラハ城の北にあるディプロマットホテルに2連泊します
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19:30 バスで市内のレストランに出掛けます

プラハ本駅の横の国立オペラ劇場(Statni Opera,旧ドイツ劇場)や
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国立博物館(Narodni Museum)を車窓観光するうちに、
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やがて

電車通りに面したコリヴァ(Koliva)に到着
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民族音楽・舞踊を楽しむレストランです

専属バンド
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ペアの踊り手も大活躍です
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ピリ辛のソーセージ
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二人で体を入れ替えながら
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クルクルと踊り続けます

網焼きの牛肉(焼きすぎた失敗作!)とチェコの名物クネドリーキ(Knedlíky)
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クネドリーキはチェコ料理には欠かせない、伝統的なチェコの主食の茹でパンです。
クネドリーキの作り方(←クリック)


民族衣装を着替えて
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次々と動きの激しい踊りを
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見せてくれます

ショーの最後には、踊り手がお客さんを誘って、ひとしきり踊ってくれます
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デザートも頂き、
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大満足で、ホテルに引き揚げます
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2012年10月2日(火)

朝早く起きだして、ホテル周辺の路面電車地下鉄を撮りに出掛けます
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地下鉄A線の終点Dejvicka駅も、ホテルのすぐ近くです
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機能的な車内
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9:00 プラハ市内観光に出発です

先ずはプラハ城
聖ヴィート大聖堂(Katedrala sv. Vita)を望みながら
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城内へ向かいます
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城門は、衛兵が護っています
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第二の中庭へ進んでいきます
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更に第三の中庭に進むと、聖ヴィート大聖堂(Katedrala sv. Vita)が覆い被さるように迫ってきます
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塔の高さは96.6mあります

天井の高い伽藍の窓には
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ムハ(Alphonse Mucha,ミュシャ)によるものを始め
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目を見張るステンドグラスで
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埋め尽くされています
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祭壇の後ろにも、ステンドグラスが輝いています
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中庭に出ると
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高さ16mの第一次世界大戦犠牲者慰霊碑が立っています
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御影石の一体物だそうです

大統領府に国旗が掲揚されている時は、大統領がおられるとのこと
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大統領府横の旧王宮に入ると
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ヴラディスラス・ホール(Vladislavsky sal)に導かれます
62m、横16m、高さ13mもあり、美しい模様となっている梁に支えられて柱のない構造です
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馬上競技や国家的な行事が催されたそうです

隣接して議場が設けられています
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壁にはフランツ一世マリア・テレジアが見下していて
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正面には玉座が置かれています

大聖堂の横を抜けると、正面に鮮やかな色のファサードと白い2本の塔が見えてきます
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聖イジー教会(Bazilika sv.Jiri)です
920年に完成した城内最古の教会です

振り返ると大聖堂の伽藍が聳えています
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教会の横の小道を下って行くと、黄金小路(Zlata ulicka)に出ます
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青い家は、カフカが書斎として使っていた家です

小さな家が軒を連ねています
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小路を抜けると、おもちゃ博物館(museum Hracek)に出ます
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城門では
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衛兵の交代式が行われています

城門横からは、カレル橋(Karluv most)や百塔の街の街並みを望むことができます
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電車道を抜け、
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石畳の小道を
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辿っていくと
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カレル橋
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橋塔が見えてきます
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カレル橋は、15世紀初頭に完成した、ヴルタヴァ川に架かるプラハ最古の石橋です
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全長520m、幅約10mで、両側の欄干には30の彫像が並んでいます
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聖ヤン・ネポムツキー
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橋上最古(1683年)の像で、唯一のブロンズ像です
下部のレリーフに触れると願いが叶うと言われています

聖フランシスコ・ザビエル
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布教した東洋の人々が、彼を楯の上に載せて支えています


橋のたもとには、スメタナ博物館(Muzeum Bedricha Smetany)が建っています。
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今回の旅の大きな目的の一つだったのですが、今日は残念ながら休館日です

旧市街側の橋塔を潜り
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カレルⅣ世像の立つ広場を通って
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街並みを抜けると、
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旧市庁舎の塔が見えてきます
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この塔には2つの天文時計が備えられています
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上がプラネタリウム、地球を中心に太陽と月等が1年かけて一周しています
下がカレンダリウム、農村における式の作業を描いた暦です
時刻は丁度正午、からくり人形が現れるのを待ちます

奥には旧市街広場が開けています

ティーン(税関)の前の聖母マリア教会(Matka Bozi pred Tynem)です
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塔の高さは80mあります

広場の真ん中にヤン・フス像が立っています
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15世紀の宗教改革の先駆者ですが1415年、異端者として火あぶりに処せられました

ゴルツ・キンスキー宮殿(Palac Golz-Kinskych)も、広場の雰囲気を盛り上げます
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教会の横を進むと
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高さ65mの火薬塔(Prasna brana)が目に入ってきます
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15世紀頃の城門を後に火薬庫に転用したものです

左手の華麗な建物は市民会館です
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正面入口の左手のKavarna Obecniho Domuで昼食をとります
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Onion Soup
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料理です(Fried trout,Mashed potetoes,garnish)
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Cream caramel
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とても雰囲気の良いレストランです
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手洗いの扉もこの通り


会館中央の階段を登ると
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スメタナ・ホール(Smetanova sin)の入口です
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毎年512日、スメタナの命日に催される
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『プラハの春』Prazske Jaro)音楽祭の会場です
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市民会館では、ムハ(Alphonse Mucha,ミュシャ)が内装を施した市長の間等の
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美しい部屋を巡ることもできます
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スメタナ博物館に替えて、ドヴォルジャーク博物館(Museum Antonina Dvoraka)を訪ねます
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美しい建物ですが、ドヴォルジャークには直接関係のないものだそうです

等身大の彫像や
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肖像画、胸像が迎えてくれます
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ドヴォルジャークが使っていたピアノや
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ビオラも展示してあります
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作曲に使った机です
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ヴルタヴァ川のほとりのヴィシェフラド(Vysehrad;高い城)に向かいます
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交響詩『わが祖国』第一楽章に掲げられた高い城です

門を抜けると
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右手に円筒形の礼拝堂が見えてきます
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1100年頃に建てられた 聖マルティン教会ロトンダ(Rotunda sv. Martina)です

聖ペテロ聖パウロ教会(chram sv. Petra a Pavla)の横の墓地を巡ります
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スメタナの墓
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ムハ(ミュシャ)の墓
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左から2番目の銘板です

ドヴォルジャークの墓
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城壁の上に立つと、眼下に
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ヴルタヴァ川を望むことができます
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夕食は、金の梨(U Zlate Hrusky)で、料理を頂きます
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Honey melon pie with Parma ham and cheese stick
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Roast duck,cabbage,potatoes
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Pear pie
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余談ですが、これがチェコのバドワイザー・ビールです
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こちらが元祖だそうで、米国のものは、チェコからの移民が祖国を懐かしんで造ったものだそうです



2012年10月3日(水)

今日も早起きをして、ホテルの近くで路面電車を撮ります

9164
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2006年から運用されている最新型5連接LRTです

通勤客を一杯乗せた、2両編成が行きかいます
7150+7151
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8669+8670
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中欧の街中では、SonyPanasonicはあまり見掛けず、SAMSUNGばかりが目に付きます。
8398+8399
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9:00過ぎ、ユネスコの世界遺産(1992年)にして世界で最も美しい町(「地球の歩き方」)
チェスキー・クルムロフに向けて出発
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黄葉に染まる街道を南下
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道端には農産物や手工品を売る露店も見えます
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チェコではクリスマスの頃、鯉料理を食べる習慣がありますが、この辺りが鯉の養殖の中心地だそうです

プラハを出て1時間余り、
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ピーセク(Pisek)の街を望むドライブインで一休み
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ヴルタヴァ川の向こうに原子力発電所が見えています
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11:30 元祖バドワイザー(Budejovicky)ビールの産地チェスケー・ブディェヨヴィツェ(Ceske Budejovice)を抜けて
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チェスキー・クルムロフに向かいます

この辺りまで遡ると、ヴルタヴァ川もこんなに細く小さな川になります
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12:10大きくうねるヴルタヴァ川の懐に抱かれたチェスキー・クルムロフに到着します
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ベルヴューホテルに荷物を置いて
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昼食市内観光に出掛けます
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16世紀に繁栄の頂点を迎えた街並みは
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今も当時のまま残されており
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通りの向こうに聖ヨスタ教会(Kostel sv. Josta)の優美な塔も望めます
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家並の上に城の塔が見え隠れしています
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対岸には、聖ヴィート教会(Kostel sv.Vita)荘厳な姿を見せています
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ヴルタヴァ川に架かる橋から振り返ると、崖の上に城が聳えています
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城は街を巡った後で訪ねることにします

城の塔を背に
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趣のある小路を上って行くと、
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旧市街の中心スヴォルノスティ広場(Namesti Svornosti)に出ます

広場を取り巻く建物の中で、一際目を引く白亜の建物が市庁舎(Radnice)です
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広場には、18世紀初頭の黒死病流行が治まったことに感謝する塔柱Plague Column)が立っています
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天辺にはマリア像を頂いています

昼食は、広場に面したホテルThe Old Inn
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レストランで頂きます
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鶏のスープ
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主菜はグラーシュ パスタ添え(Goulash pasta)です
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グラーシュは、パプリカをたっぷり使った牛肉のシチューで、もともとはハンガリー料理です
普通は、クネドリーキを添えるようですが、ここではパスタが添えられています

チーズケーキ ホオズキ添え
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このホオズキは、口直しにお奨めです

お腹も満たされたあと、街を見渡せる展望広場に向かいます

ヴルタヴァ川の向こうに、チェスキー・クルムロフ城や聖ヨスタ教会が一望できます
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元来た道を辿り
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城の入口赤の門まで戻ります
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第二の中庭から振り返ると城の塔(Hradek)が澄んだ青空を背景に美しい姿を見せています
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更に城門の坂道を登って行くと、
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第三の中庭にでます

周りの建物の壁は立体的に見えますが、全部騙し絵です
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建物の一角から、城の中に入ります

城の窓から眺めたチェスキー・クルムロフの街並み、息を呑む絶景です '
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窓のガラスに城の塔が写っています
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第四の中庭を抜けると、両側に眺望の開けた
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プラーシュティ橋(most Na Plasti)があり
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街を一望できる
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展望広場に至ります
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(画像右下の(+)印をクリックすると、拡大された画像をご覧頂けます)

眼下には、ヴルタヴァ川が街並みを縫って流れています
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夕食前の自由時間に、独りで街と城を歩いてみることにします

街の北の門ブディェヨヴィツェ門(Budejovicka brana)を出て振り返ると
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遠くに城の塔が見えています

街を抜け城に戻ってみます

城門を潜り
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プラーシュティ橋を渡って
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再び展望広場を訪れます
街並みが夕陽に照らされて赤く染まっています
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先程とは違った絶景にまたまたウットリです

更に小路を上っていくと、鮮やかな黄葉を背にして、時代を感じさせる建物の奥に
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バロック様式の大きな公園が広がっています
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夕陽に輝く城の塔を仰ぎながらホテルに戻ります
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夕食はホテルの食堂で頂きます
前菜は、チーズ・ロール
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主菜は、豚肉の蒸焼き、クネドリーキ・野菜添えでした・・・
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食べ終わってから写真を撮りました・・・

デザートは、ノルマンディ風(?)林檎のケーキです
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食後、ホテルの周りを散歩をして部屋に引き揚げます
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ホテルの玄関には堂々☆☆☆☆を謳ってありますが・・・・・
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少し窮屈な部屋で、水はけの悪いシャワーを浴びて休むことにします

明日はバスで早発ち、ウィーンに向かいます


2012年10月4日(木)

6:30 夜明け前にバスでチェスキー・クルムロフを出発し、
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一路ウィーンを目指します。
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何処の小さな村にも、立派な教会が建っています。
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8:00 ザルツブルクとウィーンの中間点リンツを通過
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進路を東に取ります

8:30 軒先に大きな葡萄搾り機が置いてあるドライブインで
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しばし休憩
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高速道路をウィーンに向かって疾走します
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車窓に、大きな修道院が望めます
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ウィーン・ナンバーの車が見られるようになりました
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10:30 ウィーンの中心部に到着です
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今回のウィーン滞在は、わずか半日ベルヴェデーレ宮殿上宮(Oberes Belvedere)と美術史博物館(Kunsthistorisches Museum)での絵画鑑賞とシェーンブルン宮殿(Schloß Schönbrunn)観光に絞りました

街中を抜けて
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10:45 ベルヴェデーレ宮殿に到着
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ウィーン在住の日本人のガイドの方と落ち合い
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宮殿の裏手に廻り
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宮殿の中に入ります
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今年は、クリムト生誕 150周年ということで、世界屈指のクリムト・コレクションを有する宮殿内は、大混雑です
ここは写真撮影禁止ということで、数々の名作を目に焼き付けます

再び街中を抜け、
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オペラ座の先の
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12:00 美術史博物館に到着
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早速館内へ
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入口にはクリムト特別展示の垂れ幕が掛けてあります
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入り口正面の大階段を登って行きます
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正面ホールのドームを下から眺めると・・・
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先ずは2階のカフェで昼食を頂きます
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スープの後に出されたのが、かの有名な ウィンナー・シュニッツェル(Wiener Schnitzel)です
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ポテトが添えられています

デザートは、林檎のシュトゥルーデル(Apple Strudel)、ホイップ・クリーム添え
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食事もそこそこに、限られた時間に目的の作品を見ようと、展示室に急ぎます
(額縁の右下の()印をクリックすると、拡大された画像をご覧頂けます)


雪中の狩人 (Jäger im Schnee) (1565)
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ブリューゲル Pieter Bruegel (1525/30-1569)

模写をしている人がいます
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農民の踊り (Bauerntanz) (1568/69)
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ブリューゲル Pieter Bruegel (1525/30-1569)

農民の結婚式 (Bauernhochzeit) (1568/69)
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ブリューゲル Pieter Bruegel (1525/30-1569)

ニコラス ラニエール (Nicholas Lanier) (1628/29)
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ヴァン・ダイク (Anton van Dyck) (1599-1641)

壁一面に大きな作品が掛かっている部屋を抜けて、先を急ぎます
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絵画芸術 (Die Markunst) (1665/66)
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フェルメール (Johanes Vermeer van Delft) (1632-1675)

草原の聖母 (Madonna im Grünen) (1505あるいは1506)
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ラファエロ (Raffael)''' (1483-1520)

アダムとイヴ (Adam and Eve) (c 1485)三連祭壇画-聖母子(Triptych) (c 1485)
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ハンス メムリンク (Hans Memling) (1430年/1440頃-1494)

いよいよ、クリムトの壁画を目の当たりに見ることができる場所に登ります
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150周年記念展示として、正面階段を上がったところの壁面の直前に足場が組んであります
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「エジプト」、「古代ギリシャ」、「16世紀のフィレンツェ」・・・・、芸術の発展過程が描かれています
通常であれば、双眼鏡でしか見られないものを、手の届きそうな近さで、じっくりと鑑賞することができるのです
(画像右下の(+)印をクリックすると、拡大された画像をご覧頂けます)

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美術史博物館で名画を堪能した後、シェーンブルン宮殿に移動します
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宮殿の中も撮影禁止です

庭園の奥に、ネプチューンの泉(Neptunbrunnen)があり、後方の丘の上にはグロリエッテ(Gloriette)が見えています
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17:00 ホテルを出発し、夕食をとるワイン居酒屋(ホイリゲ)(Heuriger)に向かいます

オペラ座前の賑やかな交差点から旧市街環状道路(Ring)に入ります
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オペラ座の裏に臨時停車、女性陣は、ザッハー・トルテ(Sachertorte)を買いに走って行きます

バスの横のアルベルティーナ広場に大きな記念碑があり、その向こうに何やら荊の塊のようなものが見えます
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ユダヤ人が、強制的(体に巻かれた鉄条網が象徴)に道路を清掃させられているモニュメントです。
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短いウイーン滞在を補うべく、Ringを走りながら、車窓観光を楽しみます

美術史博物館の隣は 国会議事堂((Parlament)
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右手には ブルク劇場
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ドイツ語圏演劇界の最高峰だそうです

市役所 (Rathaus)
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前の広場は、クリスマス・マーケットの会場になります

ヴォティーフ教会 (Votivkirche)
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2本の尖塔が、美しい影を見せています

路面電車 (Tram)もこの街の風物詩です
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日暮れてきて、街の明かりが輝きを増します
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ウイーンの森のはずれの山の上の展望台、カーレンベルク (Kahlenberg)から、暮れなずむウイーンの街を望みます
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真っ赤な夕焼けが、家並を浮き上がらせます
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ホイリゲが多く集まっているグリンツィン 地区に向かいます
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19時前、1137年からブドウ栽培を続けるホイリゲ バッハヘングル (Bach-Hengl)に到着
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蔦の絡まる入口を入り
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中庭のテラス席の間を抜けて建物の中へ
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進みます
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先ずはドーンとサラダ盛合せ
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6人前です

ジョッキに入っているのが今年の新酒:ホイリゲ
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この時期は未だ葡萄酒になりきってなく、ほのかに葡萄の香り・味がします

ヴァイオリンとアコーディオンの生演奏が入ります
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肉の盛合せ (roast pork, chicken,grilled sausages with potatoes)
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ザッハー風トルテ(Sacher cake with whipped cream)
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20:40 すっかりウイーン子になりきり、ホイリゲを後にします
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バスが走り始めると、バケツをひっくり返したようなにわか雨
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ホテルに着いた頃には止んでいましたが、この雨が、今回の旅の中で唯一回の雨降りでした

明日は、スロヴァキア (Slovenska Republika)の首都 ブラチスラヴァ (Bratislava)を経て、ハンガリー の首都 ブダペスト を目指します。


2012年10月5日(金)


6:00 今日もまた快晴です
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ホテルの横を地下鉄(U4)が走っています
この辺りは、地上を走っているので、早起きして写真を撮りに出掛けます
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8:00 バスは、スロヴァキアの ブラチスラヴァ (Bratislava)に向けて出発します
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50km程のドライブです

彼方此方に風車が林立しています
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9:05 ブラチスラヴァまで 17km、国境はもう直ぐです
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9:07 旧国境検問所を通過
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道端の看板の文字も変わりました
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9:15 車窓にブラチスラヴァ城 (Bratislavsky hrad)が見えてきました
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お城と
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ドナウ川に架かる新橋 (Novy most)の間の
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電停で
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地元のガイドさんと待ち合わせます
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リブネー広場(Rybne namestie)から眺めた聖マルティン教会(Dom Svateho Martina)
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手前は、18世紀初めの疫病ペストのモニュメントです

ここからスロヴァキア国立劇場 (Slovenske narodne divadlo)まで400m、 フヴィエズドスラヴォヴォ広場 (Hviezdoslavovo nam) が続きます
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こちらは アンデルセセン さん
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当地に滞在したことがあるようです

広場に面した瀟洒な建物は、往年の共同住宅です
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中庭に入ります
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今は、都心の事務所ビルとして使われています

通路を抜けると
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聖マルティン教会 の横に出ます
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14世紀初頭に建てられた当地で最古の教会です
塔の高さは85m

旧市街の路地を進みます
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スロヴァキア再興運動家 L.ストゥール (Ľudovít Štúr)の家
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(1815 – 1856)

ベートーヴェンが滞在していたという家
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デンマーク大使館になっています

街の彼方此方に、建物の中を通り抜ける通路があります
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モーツァルト6歳の時(1762年)にピアノの演奏をしたという家
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オーストリー大使館になっています
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芸術・演劇学院(the Academy of Art and Drama)
この建物は、1465年に設立されたハンガリー王国で一番古い大学(Academia Istropolitana)
でした
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建物の間にお城が望めます
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リスト9歳の時(1820年)にピアノの演奏をしたという家
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大学図書館になっています

賑やかな通りの向こうにミハエル門 (Michalska brana)が見えています
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往時ハンガリー議会が開かれていた王家宮殿(Palac uhorskej kralovskej komory)の前で、右の路地へ入ります
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スロバキア一の規模を誇る図書館になっています

ルービンシュタイン18歳の時(1820年)にピアノの演奏をしたという家
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旧市街の中心フラヴネー 広場(Hlavne nam)です
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高い塔がある建物が、旧市庁舎です

広場にはカフェや土産物店と並んで
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日本大使館
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フランス大使館も見えます
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四つ角の マンホールから体を乗り出しているおじさんがいます
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仕事中の男」との標識も立っています
何の仕事??
通り掛りのご婦人が「下から覗いちゃだめよ!
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国立劇場
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ここも路面電車の
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メッカです
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緑の帯のマック
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アーケードに
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時間を気にして急ぐアダム
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食事に誘ってくれる人を待つイヴが佇んでいます
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パパラッチという店の横に
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パパラッチ
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獲物を狙っています
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旧市役所裏の
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大司教館
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向かい側が現在の市役所
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ミハエル門を抜けて旧市街を後にします
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門から世界各地までの里程
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東京まで9,142km だそうです
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幅2mの建物!
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ザリガニが目印の薬博物館
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ミハエル門を後にして
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路面電車の行きかう大きな交差点から
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バスに乗って
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丘の上に聳える
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ブラチスラヴァ城に向かいます

ブラチスラヴァ城
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今日は、EU緊急財務大臣会議が開かれていて、残念ながら入場することができません

向かい合って立つ国会議事堂
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<ここで5000字制限を超えてしまいました>


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