2023年5月16日(火)

今日は、布引ハーブ園を訪ねた後、北野地区の異人館巡りをします

『三宮』駅から、地下鉄 西神・山手線で『新神戸』駅へ向かいます
神戸旅行20230515_094030T0008ブログ

新幹線『新神戸』駅の裏山へ昇り
神戸旅行20230516_094255P0001
布引ハーブ園のロープウェイに乗込みます
神戸旅行20230516_095054P0003ブログ
神戸の街が、どんどん低くなっていきます
神戸旅行20230516_095200P0005
明日行く予定の布引の滝 雄瀧が眼下に
神戸旅行20230516_095257P0007ブログ
『ハーブ園山頂』駅(標高400m)から歩き始めます
神戸旅行20230516_100304T0008ブログ
ハーブミュージアムの一角には
神戸旅行20230516_101002T0014
エルサレムセージ
神戸旅行20230516_101151T0016
コモンマロウ
神戸旅行20230516_101038T0015
多くの花が咲き乱れています

ザ・ヴェランダのドームが見えてきます
神戸旅行20230516_101539T0019
更に下っていくと
神戸旅行20230516_101717S0011
ハンモックが並べられた 風の丘芝生広場に出ます
神戸旅行20230516_102929T0034
ここで一休み
神戸旅行20230516_102938C0017

神戸旅行20230516_103358T0040
ロープウェイの『風の丘中間』駅からロープウェイで下ります
神戸旅行20230516_103540T0043

いよいよお目当ての北野異人館巡りが始まります
神戸旅行20230516_105035T0045
神戸市水道創設期導水管(Φ 600mm 1898年 イギリス製)
神戸旅行20230516_110109P0007ブログ

サッスーン邸 (1892年)
神戸旅行20230516_110334P0008
木造寄棟造 地上2階建 外壁下見板張 ベイウィンドウ(出窓)鎧戸
神戸旅行20230516_110625P0010
現在は結婚式場となっていて、公開されていません  (Wikipedia)

イタリア館・プラトン装飾美術館 <旧 アボイ邸> (1915年)
神戸旅行20230516_110730P0011
木造切妻造 スレート拭 地上2階 地下1階 鎧戸

坂の上の異人館 <旧 中国領事館> (1940年) 
神戸旅行20230516_111049P0013
東洋的な異人館です
神戸旅行20230516_111204P0014

北野外国人倶楽部 <旧 フリューガ邸>  (明治後期)
神戸旅行20230516_111240C0020
木造切妻造 地上2階建 

山手八番館 <旧 サンセン邸> (明治後期)
神戸旅行20230516_111515P0016ブログ
青い屋根で独特な形の出窓と木組みが特徴の建物です

うろこの家 <旧 ハリヤ―邸 旧居留地> (1905年頃)
神戸旅行20230516_112124P0021ブログ

大正年間に北野町に移建後、ドイツ人R.ハリヤーの住居となりました
木造 地上2階建塔屋付 切妻屋根、黒桟瓦葺、壁面天然スレート張
登録有形文化財

玄関から中へ

神戸旅行20230516_112333P0024ブログ
往時の異人達の生活が偲ばれます
居間
神戸旅行20230516_112358P0025
食堂
神戸旅行20230516_112437P0027
子ども部屋(?)
神戸旅行20230516_112748P0031
一旦庭に出て
神戸旅行20230516_112519P0028ブログ
隣の美術館に入ってみます
神戸旅行20230516_113245P0038ブログ
2階の展示室へ
神戸旅行20230516_113609P0040
ユトリロの『ミミの家』(by Kobe journal ←クリック)を鑑賞
ユトリロミミの家            
3階の展示室からは、神戸の街が見渡せます
神戸旅行20230516_113741S0024

お隣の 『ティファニーの休日』で昼食を頂きます
神戸旅行20230516_122504P0044
お洒落な小物が置かれた
神戸旅行20230516_114816P0041
落ち着いた雰囲気のお店です
神戸旅行20230516_114839P0043
香辛料の効いたカレーライスとグレープフルーツ・ジュース、
神戸旅行20230516_115754S0010
窓からの爽やかな風で、疲れが飛んでいきます
神戸市のマンホールの蓋(←クリック)
神戸旅行20230516_122522P0045
展示施設 ウィーンオーストリーの家、
神戸旅行20230516_122649P0047ブログ

神戸旅行20230516_123003P0050
デンマークの家を抜けると
神戸旅行20230516_123118P0052ブログ
オランダ館 <旧 I.S.ヴォルヒン邸(←クリック)> (大正中期)
神戸旅行20230516_123132C0023
木造 寄棟造 地上2階建
当初オランダ王国領事館、その後20世紀初めからヴォルヒン邸
兵庫住宅百選の一つ

ハンター邸跡地の門と塀沿いに進みます
神戸旅行20230516_123631P0054E
E.H.ハンター(E.H.Hunter 1843年~1917年)は、イギリス人実業家で
日立造船の創設者だそうです

石畳の道を下っていくと 
神戸旅行20230516_123725P0056
北野八幡神社の前に出ます
神戸旅行20230516_123846P0058
『境内からの眺めは絶景』とのことですが、参道の階段に恐れをなして・・・
風見鶏の館に向います
神戸旅行20230516_123920P0060
風見鶏の館 <旧 G.トーマス(Gottfried Thomas 1871年-1950年)邸> (1904年) 
神戸旅行20230516_124043P0062ブログ
寄棟造 スレート葺 地上2階(一部3階建)塔屋付 地下1階 
地階は御影石積、1階は煉瓦造、2階は
木造ハーフティンバー
建築面積 217.80㎡
延床面積 891.03㎡
重要文化財                   (Wikipedia)
神戸旅行20230516_124246P0066ブログ

萌黄の館(小林家住宅) 
<旧 H.シャープ(Hunter Sharp アメリカ総領事邸> (1903年)
神戸旅行20230516_124350P0068
木道 寄棟造 桟瓦葺 2階建
延床面積 383.34㎡ (1階 192.91㎡ 2階 190.43㎡)
重要文化財
阪神・淡路大震災で被災ご1年半を掛けて修復 

重厚な調度品が置かれています
神戸旅行20230516_124707P0069
暖炉のタイルが目を引きます
神戸旅行20230516_124752P0072
大きなベイウィンドウ(出窓)
神戸旅行20230516_124815P0073
小振りのベイウィンドウ
神戸旅行20230516_124944P0075

神戸旅行20230516_125209P0080ブログ
幾何学模様の窓枠が魅力的な2階のベランダ
神戸旅行20230516_125056P0078
ここの床は相当傷んでいて、歩くとギシギシと鳴ります
一度に大勢が入ることは出来ません

浴室も覗かせて頂きます
神戸旅行20230516_125309P0081

神戸旅行20230516_125359P0082
西側の庭から見ると、2種類のベイウィンドウの特徴が良く判ります
神戸旅行20230516_125536P0083
大震災で落下した煙突がここにも
神戸旅行20230516_125708P0086

北野町広場から、トーマス坂を下り、一本海側の北野通に出ます

英国館 <旧 フデセック邸>(1909年)
神戸旅行20230516_130816P0090ブログ
旧居留地などに住む外国人を診療したイギリス人医師フデセックの診療所兼住居

洋館長屋(仏蘭西館)<旧 ボシー邸> (1908年)
神戸旅行20230516_130800P0089ブログ
旧居留地に建てられた外国人向けアパートを後年現在地に移築
通りに面して左右対称の2棟が中央で連結し、連結部の階段の左右に
入口が
設けられています

ベンの家 <旧 フェレ
 旧居留地> (1902年)
神戸旅行20230516_130920P0092ブログ

木造 2階建て
後の所有者、イギリス人 
ベン・アリソン(Ben Allison)に因んで
ベンの家と呼ばれています            (Wikipedia)

ラインの館 <ドレウェル邸> (1915年)
神戸旅行20230516_131057P0095ブログ
木造 2階建 寄棟造 桟瓦葺 ベイウィンドウ(出窓) 鎧戸
延床面積 415.35㎡ (1階 211.00㎡ 2階 204.35㎡)
伝統的建造物

1978年市が購入し、地区内の案内センターとなりました
その時に、元住人のドイツ人の故国の河(Rhein)と下見板の美しい直線
line?!)に因んで『ラインの館』名づけられたそうです(!!??)

大きなベイウィンドウ(出窓)が目を引く1階の応接間
神戸旅行20230516_131601P0098
2階寝室
神戸旅行20230516_131732P0099ブログ
2階のベランダからは、通りを挟んだ洋館長屋(右)とベンの家(左)が見渡せます
神戸旅行20230516_131757P0100ブログ
また、昔の街並みの写真も置かれていて、現在と見比べられます
神戸旅行20230516_131849P0101

<
ムーア邸 (1898年)
神戸旅行20230516_133455P0105ブログ
木造 寄棟造 2階建 桟瓦葺 外壁下見板張
ラインの館の建築主 ドレウェル夫人が設計

由緒ありげな建物は
神戸旅行20230516_133154P0103
結婚式場でした

三本松不動院から不動坂を下って、異人館通りに出て、西へ道を取ります

神戸のパパラッチ(?!)
神戸旅行20230516_134031P0107ブログ
       ブダペストのパパラッチ (2012年)
       中欧-121005_102903_0351

『母子』 韓 美林(中国) (2001年)
神戸旅行20230516_134110P0108ブログ

神戸バプティスト教会 (1892年)
神戸旅行20230516_134214P0109
1945年 繊細で焼失、1948年 再建 
1992年 現礼拝堂 献堂

北野メディウム邸(←クリック)
    <旧 スタデニック(Leo A. Stadnick) 邸> (明治20年代)
神戸旅行20230516_134956P0111
木道 2階建
北野異人館街の中で最古の部類に入るといわれています

ラ メゾン ドゥ グラシアニ <旧 グラシアニ邸> (1908年)
神戸旅行20230516_135511P0115
木造 寄棟造 地上2階建 桟瓦葺 外壁下見板張 鎧戸(Wikipedia)
2012年2月 全焼 翌年  レストランとして再建

門 兆鴻 邸<旧 ディフレフセン邸> (1895年)
神戸旅行20230516_135845P0121
木造 2階建 現在も所有者が居住しており非公開です

シュウエケ邸 
 <旧 ハンセルAlexander Nelson Hansell、1857年~1940年)邸 (1896年)
神戸旅行20230516_135931P0122ブログ
木道 2階建 屋根の上に鯱(?!)が載っています
現在も所有者が居住していますが、1階と庭が公開されています
神戸旅行20230516_140239P0125
庭にも石灯籠が置かれています

キャセリン・アンダーセン(Catherine Andersen)邸 (1899年)
神戸旅行20230516_140430P0126
木造 寄棟+霧妻造 桟瓦葺 下見板張 鎧戸 (Wikipedia)
今は公開されていませんが、このお宅の内部を詳しく紹介した
2013年3月のAngela Gardenさんのブログ記事(←クリック)を
見付けました

神戸の異人館を堪能した街歩きを終え、お土産を求めて、
神戸の人なら誰でも知っている
フロインドリーブ(Freuindrieb(←クリック)に向かいます
神戸旅行20230516_142931P0132
1924年ドイツ人パン職人Heinrich Freundribが創業
1999年 旧 神戸ユニオン教会の建物を改装して移転
1999年 登録文化財登録

教会の佇まいを残した入口
神戸旅行20230516_151824S0011
1階の売店で、お土産をどっさり買い込みます
神戸旅行20230516_151724S0009
奥の階段を昇って2階の喫茶室へ
GERMAN HANDMADE BAKERY FREUNDLIEBの文字が迎えてくれます
神戸旅行20230516_151123P0139
高い天井の空間に、ゆったりと席が用意されています
神戸旅行20230516_144439S0008ブログ
飲物と一緒に、かわいいグラスに入ったクッキーが出されます
神戸旅行20230516_145849P0135ブログ
プレッテルが描かれています 帰りに売店で2つ入手しました
LÖWENBRÄUのビールサーバーも飾ってあり、
ドイツの雰囲気を演出しています
神戸旅行20230516_150311P0136ブログ

念願だった異人館巡りを終え、一旦ホテルに引き上げます
神戸旅行20230516_164910P0143

夕飯は、ドイツ風を求めて、ニューミュンヘン神戸大使館でとります
神戸旅行20230516_184242S0016
お店の看板ビールで乾杯! サッポロビールの経営です
神戸旅行20230516_172602S0013
ミュンヘン風に、ソーセージとジャガイモを頼みましたが・・・・・・
神戸旅行20230516_173329S0015
地元の方に聞いていたのですが、此処の名物メニューは唐揚だそうです
周りの席でも、殆どの人が注文しています!!
0516唐揚げブログ
軽く揚がっていて、本当に美味しい唐揚でした

部屋に戻る前に、ホテルの前のメリケンパーク(←クリック)を散歩します
神戸旅行20230516_194109P0150
神戸海援隊』 高さ4m (流 政之 作 1991年)
神戸旅行20230516_194532P0155

BE KOBE』(2017年)
神戸旅行20230516_194845P0159
『震災20年 神戸からのメッセージ発信』プロジェクト(2015年)
『BE KOBE』発信メっセージ ↓ 

BE KOBE 神戸は、人の中にある。

神戸の魅力は、山より、海より、人でした。震災から20年。この歳月の中で、ひとつ、はっきりしたことがあります。それは、神戸のさまざまな魅力の中で、いちばんの魅力は、人である、ということ。この街には、街の復興のためにチカラを尽くす人々がいます。困っている人に対して当然のように手を差し伸べる人々がいまだに数えきれないほどいます。人は、どれほどの困難に出会っても、それでも前を向き、心を合わせて生きていく、大きなチカラを持っている。そのことを教えてくれた20年を、私たちは大切にしたいと思います。それぞれの心の中で育まれてきた、それぞれの「神戸」。「BE KOBE」は、ひとりひとりにそれを語ってもらい、みんなで共有し、歩みを進めるための取り組みです。あなたも、あなたの中の神戸といまいちど向き合ってください。


神戸旅行20230516_200452P0171ブログ

神戸旅行20230516_200840P0180ブログ

神戸旅行20230516_200523P0174ブログ
工事中の神戸ポートタワーのプロジェクション・マッピング
神戸旅行20230516_200236P0168ブログ

部屋に帰って、最後の夜景を楽しみます
神戸旅行20230514_212454P0008

明日は、これも念願の『小磯記念美術案』を訪ねます。


神戸旅行 目次に戻る(←クリック)