<2023年5月15日(月)>

今日は、旧居留地に残る建物を見て回ります
夕方、神戸大学の建物を見て、六甲山の夜景を楽しみます

朝食は、ホテルの食堂で
庭の緑の向こうに、神戸海洋博物館やオリエンタルホテル等、
独特な形の建物が望めます
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市営地下鉄 西神・山手線『三宮』駅から一駅、『県庁前』駅に向かいます
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お急ぎの方は左側を・・・
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旧小寺泰次郎邸の庭園 相楽園
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1885年築造開始、明治末期完成

総欅造りの正門を抜けると
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<旧 小寺家厩舎>(1910年)が見えてきます
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1階 煉瓦造  
   正面 馬車車庫 
   右手 馬房(高い吹抜け天井)
2階  木骨煉瓦造
   正面 厩務員宿舎

<旧 ハッサム(J.K.Hassam)邸> (1902年 北野町)
明治時代の異人館の特徴を伝える名建築として評価されています
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木造2階建 寄棟造桟瓦葺、外壁下見板張、ベイウインドウ(出窓)、鎧戸
延床面積 397.58m2 

1961年 国重要文化財指定
1963年 移築
1995年 阪神・淡路大震災で被害があったが修復
前庭に建つ2本のガス灯1874年頃に旧居留地の街灯で現存する日本最古級のガス灯

阪神・淡路大震災で落下した煙突
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門を潜って
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日本庭園へ
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屋形 (1682年~1704年頃)




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木造2階建 切妻造り檜皮葺 現存する唯一の船屋形
面積   43.74m2
1953年 国重要文化財指定
1980年 川御座船の屋形部分を移築

浣心亭
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戦災で焼失後、戦後新築

県庁横の道を下り、『県庁前』駅に戻ります
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1924年(大正13年)11月孫文『大アジア主義』講演(←クリック)が、
この
兵庫県庁の場所にあった県立第一神戸高等女学校講堂で行われました。

神戸栄光教会 <初代 1922年 当代 2004年再建>
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初代  煉瓦造 ゴシック様式 約40mの鐘楼
    70年余りのあいだ神戸の街のシンボルとして親しまれてきたが、
    阪神・淡路大震災によって倒壊

当代  2004年  再建 初代のゴシック様式の外観を踏襲 
    2005年  県景観形成重要建造物に指定  (Wikipedia)

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兵庫県公館 <旧兵庫県本庁舎> (1902年)
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1985年 保存再生工事完成後、迎賓館と県政資料館の機能を持つ
『兵庫県公館』として再出発
模型で建物全体を確認します
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鉄筋コンクリート造 地上3階 地下2階
延床面積 9,498.7㎡
県政資料館玄関(北玄関)
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南側の正門に回ってみます
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立派な守衛所があります
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迎賓館玄関(南玄関)
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JR元町駅に向かって、中学校の横の坂を下っていきます
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元町商店街のアーケードを突っ切り
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旧居留地に入っていきます

毎日新聞神戸ビル <旧 横浜火災海上保険神戸支店>(1925年)
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1953年 毎日新聞社神戸支局となる
1989年 玄関部分のみを保存し取壊し       (Wikipedia)

地下鉄海岸線『みなと元町』駅 <旧 第一銀行神戸支店>(1908年)
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設計者は、東京駅を設計した辰野 金吾
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後ろのビルからは独立していて、外壁だけが駅の入り口として残されています

Days Kitchen Vegetable Houseで、少し早めの昼食を取ります
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10種野菜のピザに満足! 満足!
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建物巡りを続けます
海岸ビルヂング <旧 兼松商店本店> (1911年)
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煉瓦造 花崗岩張り 地上3階
建築面積 682㎡         (Wikipedia) 
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神戸メリケンビル <旧 神戸郵船ビル> (1918年)
神戸旅行20230515_123050T0123メリケンビル
鉄筋コンクリート造 地上3階
延床面積 3,894㎡                (Wikipedia)
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画面真ん中で本人が写真を撮っています     (by 凜のママ)
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シップ神戸海岸ビル <旧 三井物産神戸支店> (1918年)
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石造り 
 阪神淡路大震災で被災し全壊
 外壁の御影石を回収し、新たに建てられた高層ビルの外壁として再利用

                          (Wikipedia)
レトロな石造りの建物の中央から、ガラス張りの高層ビルが立上がる
斬新な意匠になっています             

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神戸商船三井ビルディング <旧 大阪商船神戸支店> (1922年)
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鉄筋コンクリート造 地上7階 地下1階
建築面積   1,500㎡
延床面積 12,000㎡               (Wikipedia)

チャータードビル <旧 チャータード銀行Chartered Bank神戸支店>(1938年
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鉄筋コンクリート造 地上4階 地下1階    (Wikipedia 他)
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市立博物館 <旧 横浜正金銀行神戸支店> (1935年)        
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国の登録有形文化財
電話ボックスも重要文化財でしょうか?
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旧居留地十五番館 <旧 アメリカ合衆国領事館> (1880年)
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木骨レンガ造 地上2階 桟瓦葺
建築面積 170.94㎡
1995年 阪神・淡路大震災全壊
1998年 復元 
国重要文化財 重要文化財の中で火を使うレストラン??!
                        (Wikipedia)

旧神戸居留地煉瓦造下水道遺構   (1868年~72年)
 
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建物の脇では、日本最古の近代下水道(国登録有形文化財)を
見ることができます

旧居留地38番館 <旧 シティバンク(City Bank)神戸支店> (1929年)
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鉄筋コンクリート造 地上3階 地下1階
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HERMES等が入っています
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大丸神戸店  大震災後に再建されました(1997年)
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趣のある回廊の喫茶店で一休み
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地元の人に依れば、神戸では、方角を示すのに『北』『南』とはいわず、
『山側』「海側』というとのこと
大丸の店内で確認してみました!
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山と海に挟まれた狭い地形の故とか・・・

㈱近藤商店跡地 <旧 居留地108番地>
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高砂ビル(←クリック)   <旧居留地100番地> (1949年)
神戸旅行20230515_140548T0180高砂ビル100番ブログ

『神戸三宮』駅から阪急神戸本線で、『六甲』駅に向かう予定でした
ところが、『王子公園』駅で人身事故が発生、運転見合わせになっています
急遽、JR『六甲道』駅経由に変更しました
阪急、JR、阪神と3路線が並行して走っているのはすごい!
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『六甲道』からバスで、神戸大学に向かいます

傾斜地に拡がる六甲第一キャンパス(←クリック)を、南へ下っていきます
武道場 艱貞堂(かんていどう)(←クリック)<旧 神戸商業大学道場>(1935年)
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木造平屋建 瓦葺 
建築面積 362㎡
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社会科学系図書館 <旧 神戸商業大学図書館> (1933年)
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風情のある建物が続きます
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経済学・経営学研究科本館 <旧 神戸商業大学本館> (1932年)
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本館前の広場からは六甲の街並みが見渡せます
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昭和レトロを満喫して、大学構内を後にします
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バスで数分、『六甲ケーブル下』駅に到着
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16:00 発のケーブルカーに乗込みます
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雨が降ったりやんだりの所為か、私たちを含めて数人の乗車です
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10分ほどで『六甲山上』駅到着です
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六甲山上バスに乗換え、16時半、六甲ガーデンテラスに辿り着きます

六甲枝垂れ
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残念ながら、今日はライトアップはありません

にわか雨の後、薄日も差してきて、夜景の期待が高まります
見晴らしの塔に登ってみます
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少しもやがかかっていますが
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素晴らしい眺望が開けます
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レストラン グラニットカフェで、
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夕食をとりながら、
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日の暮れるのを待ちます
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西に目をやると、淡路島が見えています
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白枠の部分を拡大してみると
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明石大橋もうっすらと見えています
段々日が暮れてきました
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六甲山の夜景を満喫して、阪急、シャトルバスと乗り継いで、
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21時過ぎ、ホテルに帰着し、長い一日を終えました

明日の、北野異人館巡りが楽しみです
お眠みなさい

神戸旅行 目次に戻る(←クリック)



2023年5月16日(火)

今日は、布引ハーブ園を訪ねた後、北野地区の異人館巡りをします

『三宮』駅から、地下鉄 西神・山手線で『新神戸』駅へ向かいます
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新幹線『新神戸』駅の裏山へ昇り
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布引ハーブ園のロープウェイに乗込みます
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神戸の街が、どんどん低くなっていきます
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明日行く予定の布引の滝 雄瀧が眼下に
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『ハーブ園山頂』駅(標高400m)から歩き始めます
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ハーブミュージアムの一角には
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エルサレムセージ
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コモンマロウ
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多くの花が咲き乱れています

ザ・ヴェランダのドームが見えてきます
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更に下っていくと
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ハンモックが並べられた 風の丘芝生広場に出ます
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ここで一休み
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ロープウェイの『風の丘中間』駅からロープウェイで下ります
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いよいよお目当ての北野異人館巡りが始まります
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神戸市水道創設期導水管(Φ 600mm 1898年 イギリス製)
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サッスーン邸 (1892年)
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木造寄棟造 地上2階建 外壁下見板張 ベイウィンドウ(出窓)鎧戸
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現在は結婚式場となっていて、公開されていません  (Wikipedia)

イタリア館・プラトン装飾美術館 <旧 アボイ邸> (1915年)
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木造切妻造 スレート拭 地上2階 地下1階 鎧戸

坂の上の異人館 <旧 中国領事館> (1940年) 
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東洋的な異人館です
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北野外国人倶楽部 <旧 フリューガ邸>  (明治後期)
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木造切妻造 地上2階建 

山手八番館 <旧 サンセン邸> (明治後期)
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青い屋根で独特な形の出窓と木組みが特徴の建物です

うろこの家 <旧 ハリヤ―邸 旧居留地> (1905年頃)
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大正年間に北野町に移建後、ドイツ人R.ハリヤーの住居となりました
木造 地上2階建塔屋付 切妻屋根、黒桟瓦葺、壁面天然スレート張
登録有形文化財

玄関から中へ

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往時の異人達の生活が偲ばれます
居間
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食堂
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子ども部屋(?)
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一旦庭に出て
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隣の美術館に入ってみます
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2階の展示室へ
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ユトリロの『ミミの家』(by Kobe journal ←クリック)を鑑賞
ユトリロミミの家            
3階の展示室からは、神戸の街が見渡せます
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お隣の 『ティファニーの休日』で昼食を頂きます
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お洒落な小物が置かれた
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落ち着いた雰囲気のお店です
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香辛料の効いたカレーライスとグレープフルーツ・ジュース、
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窓からの爽やかな風で、疲れが飛んでいきます
神戸市のマンホールの蓋(←クリック)
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展示施設 ウィーンオーストリーの家、
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デンマークの家を抜けると
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オランダ館 <旧 I.S.ヴォルヒン邸(←クリック)> (大正中期)
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木造 寄棟造 地上2階建
当初オランダ王国領事館、その後20世紀初めからヴォルヒン邸
兵庫住宅百選の一つ

ハンター邸跡地の門と塀沿いに進みます
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E.H.ハンター(E.H.Hunter 1843年~1917年)は、イギリス人実業家で
日立造船の創設者だそうです

石畳の道を下っていくと 
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北野八幡神社の前に出ます
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『境内からの眺めは絶景』とのことですが、参道の階段に恐れをなして・・・
風見鶏の館に向います
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風見鶏の館 <旧 G.トーマス(Gottfried Thomas 1871年-1950年)邸> (1904年) 
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寄棟造 スレート葺 地上2階(一部3階建)塔屋付 地下1階 
地階は御影石積、1階は煉瓦造、2階は
木造ハーフティンバー
建築面積 217.80㎡
延床面積 891.03㎡
重要文化財                   (Wikipedia)
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萌黄の館(小林家住宅) 
<旧 H.シャープ(Hunter Sharp アメリカ総領事邸> (1903年)
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木道 寄棟造 桟瓦葺 2階建
延床面積 383.34㎡ (1階 192.91㎡ 2階 190.43㎡)
重要文化財
阪神・淡路大震災で被災ご1年半を掛けて修復 

重厚な調度品が置かれています
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暖炉のタイルが目を引きます
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大きなベイウィンドウ(出窓)
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小振りのベイウィンドウ
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幾何学模様の窓枠が魅力的な2階のベランダ
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ここの床は相当傷んでいて、歩くとギシギシと鳴ります
一度に大勢が入ることは出来ません

浴室も覗かせて頂きます
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西側の庭から見ると、2種類のベイウィンドウの特徴が良く判ります
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大震災で落下した煙突がここにも
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北野町広場から、トーマス坂を下り、一本海側の北野通に出ます

英国館 <旧 フデセック邸>(1909年)
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旧居留地などに住む外国人を診療したイギリス人医師フデセックの診療所兼住居

洋館長屋(仏蘭西館)<旧 ボシー邸> (1908年)
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旧居留地に建てられた外国人向けアパートを後年現在地に移築
通りに面して左右対称の2棟が中央で連結し、連結部の階段の左右に
入口が
設けられています

ベンの家 <旧 フェレ
 旧居留地> (1902年)
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木造 2階建て
後の所有者、イギリス人 
ベン・アリソン(Ben Allison)に因んで
ベンの家と呼ばれています            (Wikipedia)

ラインの館 <ドレウェル邸> (1915年)
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木造 2階建 寄棟造 桟瓦葺 ベイウィンドウ(出窓) 鎧戸
延床面積 415.35㎡ (1階 211.00㎡ 2階 204.35㎡)
伝統的建造物

1978年市が購入し、地区内の案内センターとなりました
その時に、元住人のドイツ人の故国の河(Rhein)と下見板の美しい直線
line?!)に因んで『ラインの館』名づけられたそうです(!!??)

大きなベイウィンドウ(出窓)が目を引く1階の応接間
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2階寝室
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2階のベランダからは、通りを挟んだ洋館長屋(右)とベンの家(左)が見渡せます
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また、昔の街並みの写真も置かれていて、現在と見比べられます
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<
ムーア邸 (1898年)
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木造 寄棟造 2階建 桟瓦葺 外壁下見板張
ラインの館の建築主 ドレウェル夫人が設計

由緒ありげな建物は
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結婚式場でした

三本松不動院から不動坂を下って、異人館通りに出て、西へ道を取ります

神戸のパパラッチ(?!)
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       ブダペストのパパラッチ (2012年)
       中欧-121005_102903_0351

『母子』 韓 美林(中国) (2001年)
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神戸バプティスト教会 (1892年)
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1945年 繊細で焼失、1948年 再建 
1992年 現礼拝堂 献堂

北野メディウム邸(←クリック)
    <旧 スタデニック(Leo A. Stadnick) 邸> (明治20年代)
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木道 2階建
北野異人館街の中で最古の部類に入るといわれています

ラ メゾン ドゥ グラシアニ <旧 グラシアニ邸> (1908年)
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木造 寄棟造 地上2階建 桟瓦葺 外壁下見板張 鎧戸(Wikipedia)
2012年2月 全焼 翌年  レストランとして再建

門 兆鴻 邸<旧 ディフレフセン邸> (1895年)
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木造 2階建 現在も所有者が居住しており非公開です

シュウエケ邸 
 <旧 ハンセルAlexander Nelson Hansell、1857年~1940年)邸 (1896年)
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木道 2階建 屋根の上に鯱(?!)が載っています
現在も所有者が居住していますが、1階と庭が公開されています
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庭にも石灯籠が置かれています

キャセリン・アンダーセン(Catherine Andersen)邸 (1899年)
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木造 寄棟+霧妻造 桟瓦葺 下見板張 鎧戸 (Wikipedia)
今は公開されていませんが、このお宅の内部を詳しく紹介した
2013年3月のAngela Gardenさんのブログ記事(←クリック)を
見付けました

神戸の異人館を堪能した街歩きを終え、お土産を求めて、
神戸の人なら誰でも知っている
フロインドリーブ(Freuindrieb(←クリック)に向かいます
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1924年ドイツ人パン職人Heinrich Freundribが創業
1999年 旧 神戸ユニオン教会の建物を改装して移転
1999年 登録文化財登録

教会の佇まいを残した入口
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1階の売店で、お土産をどっさり買い込みます
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奥の階段を昇って2階の喫茶室へ
GERMAN HANDMADE BAKERY FREUNDLIEBの文字が迎えてくれます
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高い天井の空間に、ゆったりと席が用意されています
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飲物と一緒に、かわいいグラスに入ったクッキーが出されます
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プレッテルが描かれています 帰りに売店で2つ入手しました
LÖWENBRÄUのビールサーバーも飾ってあり、
ドイツの雰囲気を演出しています
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念願だった異人館巡りを終え、一旦ホテルに引き上げます
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夕飯は、ドイツ風を求めて、ニューミュンヘン神戸大使館でとります
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お店の看板ビールで乾杯! サッポロビールの経営です
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ミュンヘン風に、ソーセージとジャガイモを頼みましたが・・・・・・
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地元の方に聞いていたのですが、此処の名物メニューは唐揚だそうです
周りの席でも、殆どの人が注文しています!!
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軽く揚がっていて、本当に美味しい唐揚でした

部屋に戻る前に、ホテルの前のメリケンパーク(←クリック)を散歩します
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神戸海援隊』 高さ4m (流 政之 作 1991年)
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BE KOBE』(2017年)
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『震災20年 神戸からのメッセージ発信』プロジェクト(2015年)
『BE KOBE』発信メっセージ ↓ 

BE KOBE 神戸は、人の中にある。

神戸の魅力は、山より、海より、人でした。震災から20年。この歳月の中で、ひとつ、はっきりしたことがあります。それは、神戸のさまざまな魅力の中で、いちばんの魅力は、人である、ということ。この街には、街の復興のためにチカラを尽くす人々がいます。困っている人に対して当然のように手を差し伸べる人々がいまだに数えきれないほどいます。人は、どれほどの困難に出会っても、それでも前を向き、心を合わせて生きていく、大きなチカラを持っている。そのことを教えてくれた20年を、私たちは大切にしたいと思います。それぞれの心の中で育まれてきた、それぞれの「神戸」。「BE KOBE」は、ひとりひとりにそれを語ってもらい、みんなで共有し、歩みを進めるための取り組みです。あなたも、あなたの中の神戸といまいちど向き合ってください。


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工事中の神戸ポートタワーのプロジェクション・マッピング
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部屋に帰って、最後の夜景を楽しみます
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明日は、これも念願の『小磯記念美術案』を訪ねます。


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2023年5月17日(水)

最終日の今日は、六甲アイランドにある『神戸市立小磯記念美術館』を訪ね、
新幹線『新神戸』駅の奥にある『布引の滝』ハイキングをします

今朝の朝食はホテルの都合で、最上階(35階)にある食堂でとります
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部屋が山側なので、高層からの海側の景色は初めてです
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新幹線『新神戸』駅で大きな荷物を預けます
ところが、広島サミットの影響で、全てのコインロッカーが使用禁止になっています!!
彼方此方探し回って、やっと昔ながらの荷物一時預り所を見付けました(ホッ)

地下鉄でJR『三ノ宮』駅に戻り、神戸線で『住吉』へ向かいます
ここから六甲ライナーに乗換え
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美術館の最寄駅『アイランド北口』を目指します
駅の高架ホームからは、六甲アイランド大橋の美しい姿を望むことが出来ます
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木立の中に佇む美術館も見えています
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開館までには少し時間があるので、周りを散歩したり、公園のベンチで
休憩して過ごします
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入口の正面に、神戸市内から移築したアトリエが
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趣のある姿を見せています
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3つの展示室の作品を、時間を掛けてじっくりと鑑賞します
                  (展示室は撮影禁止です)
小磯記念美術館
アトリエ内を見せて頂きます
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我が家にある『小磯良平 素描展 デッサンの美再発見
 (1989年12月28日~1990年1月9日 大丸東京店)のポスター
19891228-19990109小磯良平素描展
時間に余裕が出来たので
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六甲ライナーの終点『マリンパーク』駅まで行ってみます
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六甲大橋を渡って本土(?)に戻ります
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『新神戸』駅に戻って、神戸のソウルフード ぼっかけ(←クリック)丼に挑戦
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関東人には、少し醤油辛さが足りない気がしました

腹拵を終えて、『新神戸:』駅の裏山の 布引の滝(←クリック) を訪ねます
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布引の滝まで 0.2km! 近い!
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煉瓦造の砂子橋(いさごばし)を渡り、中田川に沿って進みます
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あしのやの砂子の山のみなかみを
  のほりてみれは布ひきのたき  藤原 基家(1203年~1280年)   

道端にも、歌碑が置かれています
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布引のしらいとなつくれは 
  絶えすそ人の山ちたつぬる   藤原 定家(1162年~1241年)

『右 鼓瀧 夫婦瀧 雄滝』の道しるべ
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左へ行けば雌瀧(めんたき)です

この急な階段を登って、雄瀧(おんたき)を目指します
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階段が更に続きます
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鼓瀧(つづみだき) 体を乗り出してみましたが、滝は見えません
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姿が見えず音だけが聞こえるので鼓瀧(?)

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我世をは今日か明日かと待つ甲斐の
  波の滝といつれ高けむ    在原 行平 (818年~893年)

『新神戸駅』から歩くこと20分
雄瀧(上) 夫婦滝(めおとだき)(下)に辿り着きました
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一眼レフに三脚という写真家(のような方)に撮って頂きました
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爽やかな風で体を冷やした後
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登りとは別の道で、下りに掛かります
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山人の衣なるらし白妙の
  月に晒せる布引のたき    藤原 良経 (1169年~1206年)
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音にのみ聞きしはことの数ならて
  名よりも高き布引の滝    藤原良清 (生没年 未詳)

雄瀧から数分で雌瀧に到着
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取水堰の滝も涼しげです

荷物を受取り、構内の喫茶店でゆったりと列車を待ちます
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15:30発 のぞみ32号で我が家に向かいます
神戸プリンを食べていると
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往きには恥ずかしがって隠れていた富士山が、うっすらと顔を見せてくれました
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19時半、無事我が家に辿り着きました
3泊4日の神戸旅行、取りこぼしもありましたが、充分に楽しみました


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